椎間板ヘルニアの実態2‐椎間板ヘルニアの典型的な症状は?

腰椎椎間板ヘルニアについて

みなさん、こんにちは
西口店中北です

今週は先週のブログの続きで「椎間板ヘルニア」についてです

先週の冒頭に書いたように、骨格屋には「腰痛があって、椎間板ヘルニアがあると言われたんですが…」という方がよくいらっしゃいます

多くの方は、病院で椎間板ヘルニアの存在を指摘されたことで、腰痛が改善しないのではないかと不安になっているようです

でも、実はここにも常識を覆す落とし穴があったんです

それはいったい何なのか……………

腰椎椎間板ヘルニアの典型的な症状

実は椎間板ヘルニアの典型的な症状は下肢痛なんです

「えっ……。意味わかんないんですけど……。」(´-д-;`)

では、具体的に説明していきましょう

椎間板ヘルニアというのは、背骨と背骨の間にある「椎間板」というクッションの役割をするものが、膨らんだり飛び出ている状態を言います

この時に、背骨の中を通っている神経や、背骨と背骨の間から出ている神経を圧迫すると、痛みや痺れといった症状を引き起こすことがあるのです

さて、ここで問題となるのが、その圧迫される神経とは何なのかということです

椎間板ヘルニアが起こりやすい場所

椎間板ヘルニアが起こりやすい部分というのが、背骨の中でも何箇所かあります

腰で最も起こりやすいのは、5つある腰骨の中で4番目と5番目の腰骨の間で、次いで5番目の腰骨とその下の仙骨という骨の間になります

これらの部分で圧迫される神経は、実は太ももの裏側から足にかけての感覚を脳に伝えているのです

いわゆる坐骨神経というのは、これらの神経が集まってできています

もし、椎間板ヘルニアがこれらの神経を圧迫していると、太ももの裏側から足にかけての部分の情報が阻害されることになります

そのため脳では、神経が圧迫されている背骨の部分ではなく、足全体の裏面に焼け付くような痛みとして感じるのです

以上のように、ヘルニアが圧迫する神経が腰の感覚とは関係がないので、ヘルニアが腰痛を起こすとは考えにくいのです

椎間板の痛み

「圧迫された神経が腰痛と関係ないのはわかったけど、椎間板が飛び出てるのなら、それ自体が痛みを起こすんじゃないの?」(  ̄っ ̄)ムゥ

こう考えた人は鋭いです

以前は、椎間板には神経が通っていないので、痛みを感じることはないと考えられていましたが、現在では、椎間板にも神経が通っていて、椎間板からの痛みも存在することが知られています

「じゃあ、やっぱり椎間板ヘルニアが腰痛の原因なんじゃないの?」(-ε-)ブーブー

椎間板の大きさは、腰骨と同じくらいの大きさです

なので、もし椎間板が痛みを起こしているなら、かなり狭い領域で痛みを感じるはずです

おそらく、指で「ここです、ここが痛いんです!」と指せるぐらいの範囲です

でも、腰痛がある人の多くは、かなり広い範囲の痛みを訴えます

となると、その腰痛には他の問題も関係してそうですね

また、40代を過ぎると多くの人にMRIでヘルニアが見られますが、無症状の人が多いのも事実です

これらのことを合わせると、ヘルニアが必ず腰痛を起こすわけではないのです

椎間板ヘルニアと腰痛の関係

たとえMRIでヘルニアの存在がわかったとしても、今の腰痛とは何も関係がないのかもしれません

このような事実があるので、お医者さんも「ヘルニア=手術」とはならないのです

ではどうすればいいのかというと、負担の少ないものから消去法でやっていくのが良いのではないかと個人的には考えています

様々な療法がいろいろな角度からのアプローチを得意としているので、その中で自分にあったものを探してみるといいかもしれません

その中で、カイロプラクティックは、神経・筋肉・骨格からのアプローチを専門的に行っていて、身体への負担も少ないので、まずは受けてみられることをお勧めします

ヘルニアと言われても、まだまだ希望はあります

骨格屋と共に健康への階段を上っていきましょう

かっこよく決まったところで、また来週にお会いしましょう~(⌒~⌒)

ちなみに椎間板ヘルニアの実態1はこちらです。

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