体温の調整-かぜで熱が出るのは脳が設定温度を上げている!

こんにちは  骨格屋の井口です
暑い日が続き毎日汗だくになっている今日この頃です

先々週「汗をかくとかぜが治る!?」ということで汗について考えてみました。
汗をかくことで風邪が治るのではなく風邪が治って熱を下げる時に汗が出るということでしたね

体には、それ以外にも体温を下げる時には皮膚表面の血管が広がって血液の熱を放出しやすくしたり、逆に体温を上げたいときには皮膚表面の血管を縮めて熱が逃げにくくし、それでも足りなければ体をブルブル震わせて発熱するなど体温を調節する機能がいくつかあります。

この体温調整の汗、体温を下げる時に出て、体温が下がれば止まる。なんだかエアコンの冷風と似ていませんか?

ところで・・・
エアコンの場合はボタンをピピッと押せば好きな温度に設定されますが、人間の体の場合は体温の設定温度はどうやって決まるのでしょうか?

そのカギは脳、その中でも視床下部というところが握っています
風邪などでウィルスが増えるとそれを察知した免疫細胞から視床下部へ情報が伝わり、その結果体にとって一番有利な状態、つまり視床下部が体温の設定温度を上げた状態になります

これは太古の昔からウィルスと戦ってきた経験がなせる業で、視床下部はウィルスに対抗するためには体温をあげたほうがよいという事がわかっているんですね

この視床下部は脳の中でも古い脳といわれるところで、ホルモンの調整などで体のいろいろな機能を自動制御してくれています。

それと比べて新しい脳といわれる大脳などは人間特有の高度な思考や判断が出来る大事な脳ですが、風邪を引いた時などは、熱や咳、鼻水などの不快な症状をとにかくなくす事を優先してしまう事が多いようです

そう考えると意識はしなくても体にとってベストな状態を自動で作ってくれる視床下部に比べ、大脳は目先の利益を優先してしまうことも多いようですね

これは我々のおこなっているカイロプラクティックにも通じるところですが、カイロプラクティックでは脳へ情報を送る神経や、脳からの指令を伝える神経が正しくより正しく情報を伝えられるように背骨の問題を改善していきます。神経伝達が正常な状態であれば、脳は自動的に今あるベストな状態に体を調整してくれるはず!
という考えが根本にあります。

つまりつらい症状などに直接介入してその症状を変えていくのではなく、あくまで体の機能、神経伝達をよりよくすることで脳がベストな判断が出来る状態を作っていく。その結果としてつらい症状が改善することを考えています

もし大脳の判断で思うような改善が無い場合は是非一度カイロプラクティックケアをお試しください

今日も最後まで読んでいただきありがとうございました。
=======================
川口のカイロプラクティック 骨格屋
https://www.kokkakuya.biz/
フリーダイアル
0120-598-249
埼玉県川口市川口3-2-1 リプレ川口一番街2F
予約受付時間/9:30~19:00
定休日/ 不定休
=======================