『吐血』『喀血』『下血』この違いで原因部位が分かるのです

こんにちは、最近京都に行きたいと思っているもりりんです

そんなことはどうでもいいのですが、今日は喀血(かっけつ)、吐血(とけつ)、下血(げけつ)について書きたいと思います。

吐血は聞いたことある方も多いとは思いますが、喀血や下血はあまり耳にしたことがないという方もいらっしゃると思います

大まかに言うと口やお尻から血が出ることを言います
それを知っていて何になるかはわかりませんが微妙な豆知識でございます

まず1番?なじみのある吐血とは食道、胃、十二指腸など上部にある消化管からの出血で口から血を吐くことです。血の色が鮮血であったり黒っぽかったりしますが吐血されるまでの時間が早ければ早いほど鮮やかに、胃で出血して時間が経過してから吐血すると黒くなります。(・.・;)

胃の場合は胃酸があるので胃酸の影響でヘモグロビン(鉄分)が黒くなります

お次は喀血(かっけつ)です。
これも口から血を吐くことなんですが、出血箇所が胃や食道のさらに上の呼吸器、主に気管支や肺から出血した場合に言います

症状の特徴は、
喀血は呼吸器の出血なので咳を伴います。
吐血は消化器系ですので特に肝臓静脈瘤の破裂や嘔吐がきっかけとなりやすいです。

また肺では胸の痛みや呼吸困難として感じやすく吐血では吐き気や腹痛として感じやすくなります
吐血に関しては胃酸も逆流しているので少しすっぱいような感覚があるかもしれません

最後に下血は名前の通り体の下の方にある肛門から血液が排泄されて起こります
十二指腸、小腸、直腸、S状結腸などの下部の消化管の出血で起こるのです

肛門に近い直腸やS状結腸からの出血では、新鮮血の排出や便の周囲に鮮血の付着を認めることがあります。痔からの出血は鮮血です

これらは血便と言い、血便は鮮血便と粘液が混じった粘血便に分けられます

このように口や肛門から出血がみとめられた場合には消化器の炎症、潰瘍、腫瘍の可能性があります。念の為消化器内科や受診をして下さい

出血量によっては貧血や出血性ショックを起こす可能性がありますので、恥ずかしがらずに早目の受診をお勧めします

今日は人に話すにもいまいち盛り上がらなそうな豆知識をお送りしました
是非あなたのうんちくの1つに入れてください

今日も骨格屋のブログを読んでいただきありがとうございました
もりりんでした(・◇・)ゞ
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