互いの主観的な世界を繋ぐ架け橋はミラーニューロンにあった

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こんにちは。骨格屋の夏祭りもりりんです

今日は意外な神経のお話でございます

1991年夏イタリアのパルマ大学での出来事です。神経科学研究室でとある実験が行われました

内容はちょっと可哀そうですが、一匹のサルの頭に電極を接続して動作時にどこの脳領域の神経細胞が発火するか?というもので、ちなみに発火した際モニターから音が出て知らせるという実験です

この実験の責任者、科学者のジアコーモ・リゾラッティの目的はコーヒーカップに手を伸ばすときカップを掴むまでの運動を計画、誘導するのは脳内でどの運動神経単位(運動ニューロン)で行われているのだろうか?

カップの取っ手をつまんで持ち上げるときに最適な形を指はどうやって認識するのか?

なんで鼻じゃなく口に物を運べるのだろうか?

という様々な動作を支えているニューロン回路を見つけることだったのです

そんなある日、一人の大学院生がアイスを片手にふらりと研究室に入ってきました

部屋の向こうからサルがその姿をまじまじと見つめています。学生もちらりとサルの方に目をやりペロリとアイスをなめました

すると、
『ビー、ビー、ビー。
なんと、動作を全くしていないサルの神経細胞が発火したのです

これが、アイスではなくても他のサルや人間がピーナッツをつまみ上げた時も殻を割る時も、バナナでも干しブドウでも、カップを掴むのを見たときも特定の細胞群が発火したのです

〝も〟が多すぎでしたが気を取り直して(・.・;)

結果からその動作が行われなくても今までに脳内に馴染みのある動作に関してはそれを脳内で表象することに気づきました

それから、三年の月日を経て実験の末にこの『ミラーニューロン』に関する初めての論文を発表したのです。

それから数年後、神経学者達は多種多様な脳イメージングを駆使してサルよりも精緻な人間のミラーニューロン回路を次々と発見しました

そして認知の面でサルを大きく引き離していたのです

ミラーニューロンの働きは、他の人がしようとしていることをシュミレートするものと考えてください
そうすると、本来は人それぞれの主観的な世界を隔てている壁をつなぎ合わせてくれる掛け橋的な存在になります。

これは概念的な推論ではなくて、他人の動作、意図さらに情動を自分自身がシュミレーションやモデリングすることによって、他人の心の動きを理解できるようにしてくれるものです

例えば、掃除機をかけている人の行為が予測できるのは、その掃除機をかけるという行為のテンプレートが脳にあるから次の行動を予測できます。
ボールを投げようとして腕をひく動作を目にしたときでもあなたの脳内にはその動作のコピーがあって、その人物が何をしようとしているか理解できます。

このように、ミラーニューロンの働きによって次に何をしようとするかが読めるのです

しかも他人の情動を知覚して理解することにも同じ原則があてはまります
落ち込んだ友人の姿を見れば、あなたの脳は自動的にシュミレートし共鳴できるのもミラーニューロンの作用です

あなたを笑ったり泣かせたりできる俳優さんは、あなた自身が感じ取った状態を読み取り、その感情をミラーニューロン系が行うコミニュケーションによって伝えるのがとってもうまいのかもしれません

あなたのミラーニューロンはどうでしょうか
ミラーニューロンは欠陥を起こしやすいそうです。。。。空気が読めない人がいたらミラーニューロンが。。なんちゃって

今日も骨格屋のブログを最後まで読んでいただきありがとうございました
暑くなってきたので体調には十分気を付けてくださいね

もりりんでした(・◇・)ゞ
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