体脂肪が減らない、血糖値が高いと悩む方へ送る低GI食とは

皆さん、こんにちは、骨格屋の増田です。

今回はスローフードとファストフードについてです。

ファストフードと言えば、注文するとすぐ出てくるハンバーガーなどのイメージが
一般的で

これに対してスローフードは「手間と時間をかけたり
食べる時も味わいながらゆっくり食べる」 こんな感じだと思います。

あわただしく生活をしている私たちは
大切な食事でさえも効率的になっていますが

このことを見直すきっかけとして、スローフードという視点は重要だと思います。

医学博士の佐藤富雄先生は「ファストフードとスローフード」を
栄養学的立場からちょっと違う定義をしています。

「ファストフードは、素早くエネルギーとして利用できる食べ物
スローフードは緩やかに吸収され、ゆっくりエネルギーに変換される食べ物」としています。

少し専門的になりますが、糖質が体内に吸収される速度のことを
GI値(グリセミック・インデックス グリセミックス指数)という数値で表されます。

このGI値を算出するには、糖食品を単品で摂った後に
血糖値の上昇にどんな影響が表れるかを調べます。

そうすると、「この食べ物は素早く消化されて血液中に運ばれる」
「この食べ物は胃や腸での消化吸収に時間がかかる」といった違いがわかります。

そして最も吸収が早いのは単糖類のブドウ糖ですが
その吸収度を100として個々の食品がどれぐらいの速度で吸収されるかを測定します。

このGI値の違いが実は体に大きな影響を与えます。

血液中に吸収されたブドウ糖は、膵臓から分泌されるインシュリンによって組織や臓器へ運ばれます。

吸収速度の早い糖質食品を食べれば短時間にたくさんの糖が血液に入ってくる

すなわち血糖値が急激に上がるのでインシュリンを大量に出して処理をしなければなりません。

しかし、一度大量に出されたインシュリンは血液中の糖質や脂肪酸を脂肪組織のほうへ
優先的に送り込んでしまう。

つまり体脂肪がたまりやすくなります。

またインシュリンの濃度が高い状態が続くと、糖尿病のスリクが高まると言われています。

体のことを考えるなら、血糖値の上昇が緩やかで大量のインシュリンを必要としないGI値の低い食品を食べたいものです。

具体的には、GI値が55(%) 以下のものが低GI値食品
70(%)以上のものをが高GI食品とされています。

主食の中からだと、白米が58 玄米が55 白パンが平均70
全粒(未精製)のライ麦の黒パン51 スパゲティが平均43となっています。

同じ麦や米でも精製していないものの方が
吸収速度がよりゆるやかなことが分かります。

先ほどの佐藤富雄先生は
日本でも体脂肪の多い人や糖尿病、糖尿病予備軍が増えている背景には、食事が欧米化してパン食が増えたこと、白く精製した軟らかいパンが好んで食べられていることもその一因であると指摘しています。

体脂肪が減らない、血糖値が高いと悩んでいる方は
GI値の観点からも日頃の食生活を見直して見てはいかがでしょうか?
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