2013年 12月 の投稿一覧

2.5リットルの水を飲みましょう説。はどこから来たのか?

みなさんこんにちは骨格屋の増田です。気が付けば12月

今年を振り返るという意味で今年の漢字一文字というのもありますが、今年は何の一文字になるのでしょうか

PCで今年の漢字予想で調べてみました。
・東進ハイスクールの林先生の「今でしょ」の「」か。

・台風の「」か。

・東北楽天優勝、東京五輪決定の「」 か
そして半沢直樹の「倍がえし」の「」 か

どれもありそうですね。

そして骨格屋の「」か・・・  あっ、これは無いですかね。

ということで?いつも骨格屋のブログをご覧いただきありがとうございます。

一体、水はどれくらい飲んだほうがいいのでしょうか?
ある専門家は「いっぱい飲んだほうが良い説」、ある専門家は「あまり飲まないほうが良い説」。「2.5リットル飲んだほうが良い説」といろいろありますが本当はどうでしょか?

今回は正しいか正しくないかは別として「1日 2・5リットルの水を飲みましょう」説は、どこから来たのかを考えてみたいと思います。

一体誰が始めに「1日 2・5リットルの水を飲みましょう」を言い出したのでしょうか?

最初の記録があるのは1945年、アメリカ研究評議会の食品栄養委員会が発表した「成人は1日に2.5リットルの水を摂取すべきである。ただし1日の食事の中に必要な水分の大半は含まれている。」という記述です。

後半部分を省けば「1日に2.5リットルの水を飲みなさい。」と言うようにもとれなくもありません。

それから数年後フレデリック・ステア博士という栄養学者が「1日に2・5リットル(8杯の水)を飲むべきだ」と提唱しています。

しかしこのステア博士も2・5リットルは(8杯の水は)コーヒーや紅茶、牛乳あるいはビールで摂取してもかまわないと述べています。

加えてステア博士は果物や野菜にも水分は豊富に含まれているという指摘もしていました。

これらから分かるのは何も入っていないただの水を2・5リットル飲まなければいけないとは言ってはいないようです。

勿論、水をすすんで飲むことは悪いことではありませんが、2.5リットル飲むべきだという科学的根拠はありませんでした。

そしてこの水の問題を取り上げた医師、ハインツ・ヴァルティン博士は関連する多量の電子データーベースを検証する一方体内の水分バランスを専門に研究する栄養学者や同僚の医者の意見を聞いて回りましたが2・5リットル飲む必要があると示唆する科学的根拠は一つも見当たりませんでした。

逆に言えることは、人はごく普通に食べたり飲んだりしていればすでに十分な水分を取っているということ。

アメリカの農務省がアメリカ50州の住民15000人を対象にどれだけの食べ物や飲み物を摂取しているのかを3年以上にわたり調査したところアメリカの平均的な国民は1日で2188ミリリットルの水分を摂取していることが明らかになっています。

これはあくまでもアメリカの調査で食事も日本とは違いますので一概には言えませんが一般的な食事である程度水分を取っているので、さらに2・5リットルの水を飲む必要は無いようです。

最後まで読んでいただきありがとうございました。
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過去の記憶はあてにならない!?歪んだ事実と埋められる隙間

こんにちは。骨格屋のマシュマロ以外担当のもりぞうです

あなたは自分の記憶に自信がありますか?

例えば自分ではそうしたつもりと思っていても、
「鍵は確かにこのテーブルの上に置いていたんだけどな。。。

とか
「土曜じゃなくて日曜日で約束してたんだけどな。。。

と明らかに自分の記憶に間違いないはずなのに勘違いしていたり、相手がなんだか間違ってると感じることありませんか

本当に相手が勘違いしているかもしれませんが、あなたが間違っているのにもかかわらず信じ込んでいるかもしれません

というのも事実とは違う記憶はそう珍しいことではなく、むしろよくある話なんです

なぜ記憶違いが起こるかというと、人間の記憶の仕組みはビデオカメラが客観的な出来事をそのまま録画するように脳に定着させているわけではなく、私たちの脳は過去を何度も再現しているのです

つまり、伝言ゲームを何度も繰り返しているようなものです

ゲームの最後には実際起こっていたこととは全然違うことを言ってるなんてことはざらに起こります

この記憶違いの行程は、印象的な記憶を取り込む段階からすでに始まっています

感覚的な知覚のほとんどは無意識のうちに記録されてしかも長くはもたないのです

たいていは数時間のうちに消えてしまい、わずかなエッセンスだけが残って長期に残る記憶になります

何が残るかは選択にもよるし、その人ならではのものの見方も関わってきます
せわしない場面を見せてあとでその様子を話してもらうとします

すると、何が起こっていたかという描写は見た人が何を重要と判断し、何に興味をもっていたかで大きく変わってきます

どの部分に着目し、それをどう解釈したかによって楽しかったり恐ろしかったりします。もしくは単にごちゃごちゃした場面にしか見えないこともあるでしょう

つまり記憶とはそもそも「起こったことのまま」の記録ではないということですね
記憶になる前から見た人の編集の手が多いに入っているのです

事実を歪める過程は記憶が呼び起される際にも働いています

断片をくっつけたり削ったり、事実をねじったり引用したり、忘れてしまってできた隙間を埋めたりします

空想したことを意識的に加えてしまうこともあります
例えば、あの時こういえば良かったと思い、その時に辛辣なコメントを思いついたとします

すると、その意見も含めて再編集された新バージョンの記憶が保存されて、人に伝える時には空想のコメントもくっつけて登場します

やがて「事実」の記憶と空想部分を区別することが本人にも難しくなり、こうして少しずつ記憶は変化していきます

そうすると、全て偽りの記憶を作り出すのも無理な話ではなくなります

ワシントン大学で心理学を研究しているエリザベス・ロフタスとジャクリーン・ピクレルは事実ではないことを「思い出させる」だけで、嘘の記憶を植えつけられることを示しました。

24人の被験者に、これはあなたの子供時代に本当に起こったことを親戚から取材したのだと前置きして、4つの短い話を読んでもらいました。

4つのうち3つは事実ですが、1つだけはでっち上げです

でっち上げた内容は、ショッピングセンターで迷子になってしまい、泣いているところを知らない人に助けてもらったという話です。

4つの話を読みあとで思い出してもらうと被験者の4人に1人は嘘のエピソードも事実だと主張したそうです

ただし偽りの記憶も、もし本人が体験していれば事実になります
でも、実際に起こったことを思い出そうとするときと虚偽の記憶を呼び起こすときには脳の活動が異なります

ハーバード大学のダニエル・シャクターは12人の女性を対象に実験を行いました。

既知の単語と未知の単語を取り混ぜたリストを作成して知っている単語かどうか考えながら見てもらいました。
その時に脳をPETスキャンで脳のどの部位が活動しているかを調べました。

知っている単語の時には記憶に関わる海馬と言語野が活発になったのですが、本当は知らないのに見たことがあると思っている時にはそれらの部位に加えて眼窩上皮質という部位もさかんに活動していました

眼窩上皮質は「何か変だな。。。」と思ったときに活発になる部位です。

つまりは脳は記憶が正しくないことを知っていて「?」マークを発し続けているのです

もし、この実験結果が短期記憶だけでなく、長期記憶にも当てはまるとしたら法廷や治療の場にも脳スキャンの機械が登場して真偽を確かめられるかもしれません

側頭葉の軽度のてんかんや認知症といった他の症状をもっていなくても程度の差こそあれ、今までのことが事実ならば疾患がない方にも真実だと思い込んだり、真実と嘘が入り混じって会話をしているということになります

脳はそもそも入ってくる情報を明快なパターンに整理したがります

それがどうしても不完全な記憶や断片的な記憶ができるとそれではおさまりが悪いので脈絡のない断片的な記憶を寄せ集めて真実も嘘もごちゃまぜにして話を作り上げてしまいます

いかにも本人にとって「ありそうな」完成形に無理やりもっていってしまうのです

自分のあるべき過去に基づいて当然のように嘘に嘘を積み重ねていく人もいますが、そうすると信頼が損なわれて安定した人間関係は築けません

作話は前頭葉の損傷と関係があるとされています

先ほどの脳の「ウソ発見器」の機能がうまく作用していないためにほんとうの記憶がぼやけてきて偽りに転じてもこれっぽっちも不安を感じなくなります

アルコール依存症から起こるコルサコフ症候群の患者さんは前頭葉に異変を見つけられることが多く、コルサコフ症候群では記憶力が大幅に損なわれるため大きな空白を埋めようとして作話を行うものと考えられています

このように人が昔のことや過去のことを話しているときはもしかしたらかなり編集された新しい物語を話している可能性があるということです。もっというと自分の記憶ですら話半分くらいしか正当性がないにもかかわらず、さもあったことのように話しているのかもしれません

会話のなかでどっちかの思い違いで話や理解がかみ合わないこともあると思いますが、もしかしたら自分も聞き間違いや言い間違いしていた可能性があることを肝に銘じてコミュニケーションをする必要がありそうです

そうすれば他人との会話でもう少し意固地になりすぎずその話に耳を傾けることができるかもしれません

今日も骨格屋のブログを最後までご覧いただきありがとうございました
もりぞうでした(・◇・)ゞ。
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発達障害とは4「ADHD 行動特性の表れ方の3つのタイプ」

こんにちは、山田です(●^o^●)

いよいよ待ちに待ったウィンタースポーツシーズンですね♪
今年は何回行けるかな?

今回は発達障害シリーズ4回目「ADHDとは」です。

ADHDとは

ADHDとはAttention-Deficit(注意欠陥)/Hyperactivity-Disorder(多動性障害)の略です。
注意力の不足、落ち着きのなさ、衝動的な言葉や行動(衝動性)をコントロールすることの難しさなどを特徴とする発達障害です。
集団生活を始める前はこうした特徴には気付きにくいが、幼稚園や保育園などで集団生活が始まる頃からこうした特徴が目立つようになってきます。
ですので、親が気付くよりも集団の子供に接している機会が多い保育園や、幼稚園、学校の先生が最初に気付くというケースが少なくありません。

このADHDは子供の3~5%にあると考えられていて5対1の割合で男児に多く見られるそうです。

私山田も小学校1・2年生の時は授業中に立ち歩いたり、後ろのほうで踊ったり、校庭に出て走り回ったりetc…..
と「どこか変な子」だったようです(ようですというのは、私自身あまりその頃の記憶がなく同級生から聞いた話しなので(汗))
3年生に上がるころにはそのようなこともなくなり、まじめ(?)に授業を受けていました(ホッ)

ADHDの行動特性

ADHDは行動特性の表れ方により3つのタイプに分けられます。
1、不注意型
「不注意」の特性が強く現れ、多動性や衝動性はあまり目立たないタイプ。
物忘れが多く、気が散りやすく、物事に集中できない特性がある。
おとなしいことが多いため、教室では目立たず、障害に気付かれにくいタイプでもある。
女児に多い。

2、多動性・衝動性型
「多動性」「衝動性」の特性が強いタイプ。
落ち着きがなく、授業中に立ち歩いたり、おしゃべりがやめられなかったり、ささいなことでカッとなり友達と衝突することもある。
男児に多い。

3、混合型
「不注意」、「多動性」、「衝動性」のすべての特性がみられるタイプ。
ADHD全体の80%を占める。

ただし、このように分けられたとしてもひとりひとりの特性のあらわれ方は違い、それ故必要とされるサポートの仕方も異なるのが現実です。

ADHDの原因

本当のところ原因は分かっていませんが、ADHDは家族性があることから、遺伝子の関与があると考えられています。
また、他の発達障害同様、脳の特定部位の働きや、一部の神経伝達物質の働きの低下が関連しているとみられています。

脳の特定部位の機能低下
1、前頭前野の活動低下
集中力の維持、感情の抑制、行動計画、思慮深さワーキングメモリーなどの機能をつかさどっている部位

2、尾状核(ADHDでは尾状核の容積がやや小さめ)
運動や行動をスムーズに行うための調節機能をつかさどっている部位。前頭前野で働かせたワーキングメモリーに基づき、行動を起こすときに尾状核が重要な役割を果たす。

3、前帯状回の活動低下
多くの情報から必要なものだけを選択し、不要な情報は取り込まないようにする「選択的注意」という機能を担っている部位。

神経伝達物質の関わり

ADHDに関連する脳内の神経伝達物質(神経活動を起こす際に神経細胞間で送られる電気的信号を伝える役割を担っている物質)はドーパミンとノルアドレナリンです。

次回はこの辺りをもう少し掘り下げていきたいと思います。
今回も最後までお読みいただきありがとうございました(*^_^*)

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