2014年 5月 の投稿一覧

女性に多い甲状腺疾患とは。妊娠中は一過性に起こることも

こんにちは骨格屋のもりぞうです

今日は女性に多い甲状腺の問題を取り上げたいと思います

まず甲状腺から出るホルモンの機能は簡単にいうと全身の代謝を促進させます

ですので亢進症では体温や心拍数が上がり発汗や暑さを感じることもあります。また食べるものも制限していないのに痩せていったり下痢、まぶたがむくんだり眼球が突出することも症状の1つです

甲状腺からのホルモンの受容器は全身にあるため全身性に様々な症状を呈します

中でも代表的な病気がバセドウ病です。歌手の絢香さんも数年前に発表して活動を制限したのも有名ですよね

バセドウ病は自己免疫性疾患の1つで自分が持っている抗体が甲状腺を敵とみなして攻撃してそれによって刺激された細胞が過剰に甲状腺ホルモンを放出してしまう疾患です。

特に20代~30代の女性に多いのも特徴です

対して甲状腺ホルモンが減少する病気を甲状腺機能低下症といい、逆に代謝が低下するので寒く感じたり、便秘、髪が抜けやすくなったり精神的な活動も鈍くなりやる気が起きなくなります。乳児の時に甲状腺機能低下症になると(クレチン病)、身体の発育が悪いだけでなく知能低下も起きるため早くから治療は始まります。

高齢者では認知症になったと誤解されるケースもあり専門学生時代に病理学の先生がこの認知症と間違われるケースは実はかなり多いと聴いたことがあります

大人の甲状腺機能低下症は粘液水腫といって全身がむくんだような感じになります。

橋本病が機能低下症では有名ですが特に中年期以降の女性に多く、更年期障害と診断されることもあるそうです

やはり全身性に影響を与えるので診断しづらいのでしょうか。。。

今まで全く甲状腺を患っていなくても甲状腺機能亢進になることがあります

それが妊娠中です

女性の場合は妊娠8~12週頃に一時的に甲状腺機能が亢進することがあります。胎盤がつくるhCGというホルモンによって甲状腺が刺激されるためと考えられています。

つわりの強い人に多くみられ、血中hCGは60000 IU/l以上の高値を示します。もともと甲状腺には全く異常がない人にも発症します。一時的な機能異常ですので時期がくれば治まりますが、機能亢進の程度が強い時は無機ヨード剤による治療が勧められます。バセドウ病と見分けるのが難しいことがあります。 。

ただこれは一過性なので妊娠中のホルモンの影響ですので産後は安定します

また妊娠する前に甲状腺機能亢進がある方には逆に症状が妊娠後期に軽減されることがあります。
これは赤ちゃん自身が身体にとっては異物と感知されるため妊娠を継続するために抗体の働きを一時的に弱めるためです

それによって甲状腺を刺激される状態が一時的にですが緩和します。

甲状腺の治療は主に放射線治療、外科的手術、薬物治療です。

赤ちゃんがいれば放射線は基本的に第一選択はしませんし、外科的な治療も同様で基本的には薬物治療になります。

薬物治療はメルカゾールやプロパジール(チウラジール)が主に処方されますが妊婦さんにはプロパジールが選択されることの方が多いようです。過去の論文ですがメルカゾールは赤ちゃんの催奇形性の可能性が数パーセント増すという研究データがいくつかあるためです

しかしかなり昔の論文で全ての研究で催奇形性が増すという結果が出たわけではないこと。
最近は甲状腺治療において進歩したが薬の効果を立証するためには患者が同じシチュエーションで薬を使用した方と使用しない方を比較しなければならない為倫理的にも問題が指摘されていて立証が難しいので、医師の判断によりますが子供のことも考慮してプロパジールの方を選択する方が多いようです

では2つの薬で何が違うかというと即効性です。メルカゾールは短期間で数値に変化が出やすいのですがプロパジールは約2ヶ月くらい服用して徐々に低下してくるそうです

甲状腺の病気と早産や流産の可能性は機能亢進時には高くなりますが奇形とは関連は認められないし根拠もないようです

甲状腺機能亢進症自体が直接生命に関わることはほぼ無いですが、甲状腺機能亢進だと脈拍が増え出血量が増えるためオペが選択しにくくなるので数値を安定させる必要があります。また甲状腺の外科的なオペも選択できませんので治療は必要です

またお母さんの抗体がお腹の中の赤ちゃんの甲状腺を攻撃して一時的に機能亢進したり、薬の服用により機能低下になりますが産後には赤ちゃんは安定します。また遺伝性の疾患ではないので安心して下さい

唯一、甲状腺の疾患で命に関わってくるのが甲状腺クリーゼという疾患です。

定義
甲状腺クリーゼ(Thyrotoxic storm or crisis)とは、甲状腺中毒症の原因となる未治療ないしコントロール不良の甲状腺基礎疾患が存在し、これに何らかの強いストレスが加わった時に、甲状腺ホルモン作用過剰に対する生体の代償機構の破綻により複数臓器が機能不全に陥った結果、生命の危機に直面した緊急治療を要する病態を
いう。

わかりづらい文章ではありますが、基礎疾患に甲状腺機能亢進症があったり治療はしていたものの数値がコントロールできていないときに稀に外傷や感染症に感染して急性発症するものです。強い精神的なストレスによっても誘発される場合もあるそうです。

症状は中枢神経症状があるかないかが診断基準になっており昏睡状態や幻聴などの明らかにまずいだろという所見があるので気づかないなんてことはまずクリーゼに関してはありません。

2004年から全国の医療機関を対象とした甲状腺クリーゼの調査が5年間かけて実施されました。その結果、国内での発症数は年間150人以上で、死に至る率は10パーセントを越えることが分かったそうです。

しかしこれは甲状腺機能亢進症に罹患している方の1~2%ほどでさらに治療を受けていればほとんど起きない(治療していれば数千分の1以下)と専門医からも聴きました。

今まで運動部で激しい運動を日常していた方だと頻脈になっても気づきづらかったり、もともと除脈の方は亢進しても気づきづらいそうです。高齢になってからだと急に頻脈が増えると本人が気づくため割と見過ごすことが少ないそうです

亜急性甲状腺炎や無痛性甲状腺炎など一過性のものは放置していても治るのですがバセドウ病や橋本病などの慢性的な疾患は一度専門医を受診することをお勧めします。

頻脈、発汗、ほてり、運動しているわけではないのに息があがる。痩せや食べ過ぎているはずなのに体重が変わらない。いつも下痢をする。手の震えなど症状が複数あれば一度内分泌科やあれば甲状腺科に診てもらってはいかがでしょうか。

今日も骨格屋のブログを最後までご覧いただきありがとうございました。もりぞうでした(・◇・)ゞ。
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IQの高い人と普通の人の違い‐発達時の脳の変化のしかた

こんにちは
骨格屋の井口です。

前回の記事

あなたは脳の10%しか使っていない!?
にコメントで
「一般の人と、IQの高い人で
脳の違いというのはあるんですか」
というリクエストをいただきました!

という事で調べてみました

まずは脳の大きさとIQ(Intelligence Quotient / 知能指数)との関係です

脳の大きさについては
世界的な分布の傾向があるようで
割合わかりやすい分布をしています!

その分布では

寒い地域は脳が大きく
暑い地域は脳が小さい

という傾向があるようです

日本は世界の中で見ると
ちょうど中間位になります。

一方のIQの平均値では
気温の違いはあまりみられないようで
民族や文化の違いが大きいようです。

日本は中国や韓国、モンゴルなどとともに
IQの平均では高い水準にあります

という事ですが、
そもそも脳の大きさで頭のよさがわかっていれば
IQという基準そのものが必要ないわけでして・・・

では何が違うのか?というと

発達の段階での脳の変化のし方
に関係しているという研究発表がありました!

英科学雑誌「Nature」に掲載された
米国立精神保健研究所(NIMH)の研究によると

IQの高い人のグループと低い人のグループでは、
脳の大脳皮質という部分の
成長による変化のパターンに
違いがあったそうです。

この研究では
健康な4~29才の約300人を対象に
幼児期から青年期にかけて
脳スキャンで脳の大脳皮質という部分の厚さを分析しました。

同時にIQテストで
「とても高い」「高い」「平均」というグループに分けて
その違いをみてみると

どのグループでも年齢が上がると
大脳皮質の厚さは薄くなるのですが

「とても高い」群では
始め薄く11歳までは速いペースで厚くなり
青年期の早い段階で急に薄くなったようです。

これに対して「平均」群では
全体を通じて一定のスピードでゆっくり薄くなる
または7~8歳まで少し厚くなった後
一定スピードで薄くなっていく2パターンが、

そして「高い」郡ではその中間的パターンがみられたそうです。

この大脳皮質というところは
「長期記憶」にかかわっているといわれていて
IQの「とても高い」子供たちは
長期記憶などの能力が高まっていて
IQが高いと予想されるとの事でした。

このような脳の違いは残念ながら
70%~80%は遺伝によるといわれているので
いまさらどうしようもなさそうに感じますが

例えばフランスでの例では
IQの高い子供たちの半分は
学業的にうまくいっていないそうです。

そもそもIQの良さが本当に頭の良さにつながるのか?
という問題もあって

EQ(Emotional intelligence Quotient / 心の知能指数、感情的知性)
といわれる情動指数や
脳科学者・澤口俊之氏が提唱する
HQ(Humanity/Hyper Quotient / 人間性知能)
などいろんな考え方があるように
単純に計れないのが現状のようです

そしてIQに関係なく
素晴らしい能力を発揮している例はたくさんありますので
実際にはIQを気にしてもしょうがないかもしれませんね

今日も最後まで読んでいただきありがとうございました。

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なぜ、松ちゃんの話は面白いのか?

皆さん、こんにちは、骨格屋の増田です。

会話が面白い人、面白くない人。

同じような内容なのに、

すべらない話の松ちゃんが話すと面白いのに

次の日、私が話すと面白くない。

一体、この差は何なのでしょうか

今回は脳から考えていきたいと思います。 

一般的に脳は予測可能なものと、

意外性が混ざっている時

『楽しい』と感じます。

そしてこのバランスがとれた状態のことを

脳科学の専門用語で『偶有性』(ぐうゆうせい)と言います。

別の言い方をすると

『偶有性』とは半分は安全で予測できること、

半分は予測できないこと

この両方が混ざっている状態のことを言います。

会話の話に戻りますが気の合う仲間と

話をして気が付いたら

もうこんな時間…なんて経験はあると思います。

なぜこんなことが起こるのでしょうか

これも会話が偶有性に満ちているものだからです。

会話はリズムや雰囲気などで

ある程度予測出来ます。

なので相手が何を言うか

全く予測できない状態では

会話がうまく運びません。

しかしその一方、

会話の内容がすべて予測できるのも

これはこれで面白くありません。

なのですべらない話の松ちゃんの話が面白いというのは
(本人が意識しているしていないに関係なく)

話の内容が予測出来る部分と

出来ない部分のバランスが

いいからと言えそうです。

映画やドラマもその典型的な例で

「水戸黄門」も当てはまります。

ご老公が最後で「助さん、格さん」

と言って印籠を出させ

「これにて一件落着」と締める。

ここは変わらない所

そこまでにどういうストーリーを経て

「印籠まで」行くのか

これは予測不可能な所です。

つまり『偶有性』とは安定と不安定の相反する

バランスが混ざっている状態ということになります。

よくバランスが大事と言いますが

脳からみても大事な要素と言えそうです。

これは健康にも言えます。

交感神経優位の活動的な面と

副交感神経優位のリラックスモード

この相反するバランスが取れていること。

どちらが一方が極端に多くてもいけません

健康もバランスが大切ですね。

最後まで骨格屋のブログを読んでいただきありがとうございました。

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安易な解熱剤の服用は危険。発熱は生体防御の健全な働きです

どうもこんにちはもりぞうです

皆さんは風邪などひいて熱が出たときはどうしますか

基本的には病院での診察を受けて薬を服用して熱が下がるのを待つでしょうか。熱が出ると苦しいしとても動けないという方もいらっしゃると思いますが体の中ではどんなことが起きているのでしょうか

そして熱を薬で強制的に下げることは良いことなのでしょうか

体温は脳の視床下部というところでモニタリングされ一定に保たれています。細菌やウイルスなどが体内に入った時には血液の中の白血球からの連絡が入り体温の設定温度を上げるように命令が入ります

すると体温が低すぎると感じます。つまり気温が低くもないのに寒気を感じるのはこの視床下部の設定温度の上昇に伴って感じる感覚なんです

これにより体の体温が逃げないように皮膚の血管が収縮して表面の血流が減少することによって顔色が青ざめてきます

ぶるぶる震えるのは上昇したセットポイントに体温を上げるために筋肉のエネルギーを使って産熱している段階なんです

体温が上昇した設定温度に届くとこうした徴候は消えます

そして体が細菌やウイルスの危険から脱したと判断すると視床下部はいつもの設定温度に戻そうとするので自然に体温が平熱に下がります

その為に体温を下げるため血管を拡張して発汗が多くなり体内の熱が逃げていくんです

逆にいうと発汗しだしたら『熱を下げるよ』というサインなので良化している傾向とも言えます

身体の防御反応として発熱することによって病原体の増殖を抑えて、身体の代謝を上げて組織の修復がしやすくなり、免疫細胞であるリンパ球は増強します

つまり発熱は生体防御の1つです

解熱剤は病気を治す薬ではなく名前の通り熱を下げるための薬なので使うとかえって治りが遅くなることも考えられます

風邪などの時はむしろ熱を上げた方が早く治ると思って安静にして休養をとる方が先決だと思います

ただしあまり脳炎など高熱になると脳の組織が損傷することもあり、長くなると体力を奪われます。さらに小児には痙攣が起きることもあります

熱の高さ、持続、小児が解熱剤使用のポイントです。
体温が43℃以上になるとタンパク質の変性が起きてしまうため脳の損傷に注意が必要です

解熱剤は視床下部が働かない状況下では効きません。例えば熱中症の時に薬を服用したところで下がりませんので首や腋窩、鼠径部など血管が表層に近い部分を外部から冷却する必要があります。また涼しい場所に移動したり冷水などを飲む必要があります

特に最近暑くなってきたので熱中症には注意が必要ですね

ということで発熱は生体防御のシステムなので状況に応じて使い分ける必要がありそうです

本日も最後まで骨格屋のブログを読んで頂きありがとうございました
もりぞうでした(・◇・)ゞ。

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「普通の人は脳の10%しか使っていない」はウソ?本当?

こんにちは
骨格屋の井口です。

普通の人は脳の10%しか使えていない!
だから残りの90%のうち
もう少しだけでも使えるようになれば
誰でも天才になれる!

って言う話
おそらくあなたも一度は聞いたことが
あるんじゃないでしょうか?

かのアルバート・アインシュタインが天才だったのは
残りの90%の脳を使えていたからだ!

とか

この説を唱えたのはアインシュタインだ
と言う人もいるようですが
アインシュタインがそう発言した記録はないようで・・・

残念ながらこの話は真っ赤なうそのようです。

最近の研究ではさまざまな画像で
脳の活動状態が観察できるようになりました。
その結果脳内には
完全に活動していない部分は
存在しないことが
明らかになっています。

いろんな刺激に対して
常時10%よりも多くの部分が
活動しているようです。

さらに
脳の各部分には独自の働きがあり
それぞれ決まった仕事をしているため
脳のある部分にダメージを受けると
その脳がしている機能に障害が出てしまいます。

もし10%しかつかわれていないなら
多少脳にダメージを受けても
たいしたことにはならないはずですが

実際は脳のどこかにダメージを受けると
間違いなくたいした事になってしまいます。

つまりあなたの脳はすでに100%働いているんですね

と言うことで気持ち的には
この説を支持したいところですが
残念ながらほとんど根拠はないようです。

とはいえ脳の機能は
外からの刺激、栄養などの状態によって
大きく変わってくることも事実で

生活習慣などによって認知症や
その他の脳機能障害にかかるリスクは
大きく変わってきます!

そしてその大切な外からの刺激が
適切に脳に働く為には
体の筋肉や骨格のバランスが取れていること
がとても大切なんです。

と言うことで
是非あなたもカイロプラクティックケアで
脳を元気にしてみませんか!

今日も最後まで読んでいただきありがとうございました。

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