厚生労働省では(以下は厚生労働省のPDFからの抜粋です)

1 腰痛とは
1 腰痛の定義

「腰痛」とは疾患(病気)の名前ではなく、腰部を主とした痛みやはりなどの不快感といった症状の総称です。一般に座骨神経痛(ざこつしんけいつう)を代表とする下肢(脚)の症状を伴う場合も含みます。腰痛は誰もが経験しうる痛みです。

腰痛の範囲の定義
2 特異的腰痛と非特異的腰痛医師の診察および画像の検査(X 線やMRI など)で腰痛の原因が特定できるものを特異的腰痛、厳密な原因が特定できないものを非特異的腰痛といいます。ぎっくり腰は、椎間板(ついかんばん)を代表とする腰を構成する組織のケガであり、医療機関では腰椎捻挫(ようついねんざ)又は腰部挫傷(ようぶざしょう)と診断されます。しかしながら、厳密にどの組織のケガかは医師が診察してもX 線検査をしても断定できないため非特異的腰痛と呼ばれます。

腰痛の約85%はこの非特異的腰痛に分類されます。通常、腰痛症と言えば非特異的腰痛のことを指します。まず、頻度の少ない特異的腰痛について解説します。

腰痛の原因
(資料出所:What can the history and physical examination tell us about low back pain?
JAMA 268: 760-765, 1992 )

(1)特異的腰痛の代表例
原因が確定できる特異的腰痛は、医療機関を受診する腰痛患者の15%くらいの割合といわれています。その内訳は、腰痛自体よりも座骨神経痛を代表とする脚の痛みやしびれが主症状の疾患である腰椎椎間板(ようついついかんばん)ヘルニアと腰部脊柱管狭窄症(ようぶせきちゅうかんきょうさくしょう)がそれぞれ4~5%、

腰痛患者プライマリケア受診時
約15%:特異的腰痛
(原因が特定できる腰痛)

椎間板ヘルニア 4~5%

脊柱管狭窄症 4~5%

腰痛よりも下肢症状(座骨神経痛など)が主訴

圧迫骨折 4%

感染性脊椎炎や癌の脊椎転移 1%

大動脈瘤、尿路結石などの内臓疾患1%未満

約85%:非特異的腰痛(原因が特定しきれない腰痛)

とあります。
厚生労働省も腰痛に関しては診断できないものが85%もあるということを認めているんですね。

厳密にどの組織のケガかは医師が診察してもX 線検査をしても断定できないため非特異的腰痛と呼ばれます。とあるように85%はレントゲンや診察でも断定できないはずなのに腰痛を訴えてくる患者さんのほとんどが椎間板ヘルニアや脊柱管狭窄症と診断されてくる方がいらっしゃいます。

臨床的には85%以上がそのような診断名をつけられているような気がしますけど。(たまたまなのか。。。)

そんな原因がわからない腰痛でもやはり痛いものは痛いですよね
ですから最低限緊急を要する腰痛に関しては鑑別しておかなければならないものもあります。

特に命にかかわるものでは心配ですよね

英国の報告では腰痛で受診した患者さんの40%が「癌」などの重い病気を心配して医療機関を受診するそうです

実際、悪性腫瘍(がん)が原因で腰痛を起こすこともあります

臓器の悪性腫瘍の約14%が骨に転移し、その多くが脊椎であると言われ、男性の場合、肺癌の24%、前立腺癌の23%、胃癌の9%が骨転移を起こし、女性の場合は乳癌の35%、子宮癌の12%、胃癌の11%が骨転移を起こすという報告があります。

骨転移は一般的には癌でもステージⅣ(Ⅰ~Ⅳ)の末期症状というのが多いですが0ではないので参考まで

また悪性腫瘍が隠れた腰痛を起こしている可能性が示唆される所見としては

①年齢が50歳以上
②腰痛の治療を1ヶ月以上受けているが痛みが軽くならない
③1ヶ月以上痛みが続いて、徐々に強くなってきている
④安静にしていても痛みが軽くならない

などの場合少し確率が高くなります。既往歴に癌があることも疑われるものの1つです。

癌以外にも急性腰痛(俗にいうギックリ腰)が現れる疾患として腎結石・尿管結石、急性腎盂腎炎、急性膵炎、子宮外妊娠、子宮内膜炎

激痛ではないものの慢性の鈍痛として現れるものに、肝硬変、遊走腎、嚢腫腎、前立腺疾患、子宮筋腫、卵巣嚢腫、良性腫瘍、

感染症では脊柱カリエスや化膿性脊椎炎なども考えられます。
あとは

「脊柱カリエス」は結核菌が脊柱(背骨)に感染して炎症を起こして骨を破壊していきます。
「化膿性脊椎炎」は脊椎に黄色ブドウ球菌などが脊椎に感染して化膿して骨破壊が起きます

どちら感染が原因なので発熱があります。慢性期の場合でも微熱がでます。また感染した脊椎を後ろから叩打すると痛みが放散します。

これらの筋肉、関節以外の内臓疾患や感染症由来では

①姿勢における痛みの変化がない
②経過とともに悪化していく
③夜間に痛みで目が覚める
④発熱している

という場合が多いので整形外科にいっても「椎間板ヘルニアかも。」とか「骨がずれてる。」と言われて鎮痛剤とシップだけもらって様子見るように言われたものの①~④のような所見があった場合は整形外科ではなく内科などの他の診療科の受診が適切ではないかと思われます

緊急を要するものはやはり病院での適切な治療が良いと個人的に思います

このような疾患は腰痛においては約3%なので可能性としては低いためにあまり心配になり過ぎないでください

これらのことが除外できればより安心しして他の治療が受けられるのではと考えております。
それでも痛みが変わらないし鎮痛剤が効かないという方は他に原因があるかもしれません。

少しばかりですが参考にしていただければ幸いです
何かございましたら骨格屋にお気軽にご相談ください。

本日も骨格屋のブログを最後まで読んで頂きありがとうございました
もりぞうでした(・◇・)ゞ。

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