まちがった水分補給は危険!とりすぎで低ナトリウム血症に!

こんにちは!骨格屋の井口です。
それにしても暑いですね(;´Д`)

こんなときは前回ご紹介した
熱中症対策をしっかりしておきましょう!

今日はその熱中症対策の中でも
注意が必要な水分補給についてです。

特に最近は耳にする機会が多くなっていて
意識して水分を取っている方が多くなりましたが・・・

まちがった水分補給でかえって体調が悪くなったり
場合によっては命の危険まで起きることもあるんです。

その代表が
ペットボトル症候群と低ナトリウム血症です。

ペットボトル症候群は
以前書いたのでこちらをご覧ください

ペットボトル症候群に注意!!知らずにとりすぎる砂糖の影響

そしてもうひとつの低ナトリウム血症
これは血液の中のナトリウムの量が少なくなる
つまり塩分の濃度が薄くなってしまった状態です。

ですので汗をいっぱいかくときには
スポーツドリンクなどで塩分もとりましょう!

と言われるわけですが実は・・・

マラソンでの低ナトリウム血症と
その要因を調べた論文があります。

その論文では2002年のボストンマラソンに参加した選手
488名のレース後の血液を調べたところなんと
13%もの人に低ナトリウム血症が認められました。

かなりの方が発症していて驚きです。

そしてその発症した方を調べてみると
レース後に体重が増えていることがわかったんです!

過酷なマラソンをした後で体重が増えている!
ダイエットのために走っている方には悪夢のようなこの結果

その原因は水分の取りすぎです

水分不足にならないようにと水分を取りすぎたことで
逆に水分を取りすぎて水中毒と言う
塩分が薄くなってしまう状態になってしまったようです。

一般的にはそうならないように
水だけでなくスポーツドリンクがいいと言われていますが

なんとこの論文では水とスポーツドリンクで
低ナトリウム血症の発症には全く違いがなかったんです。

実は
スポーツドリンクが運動時の水分補給
パフォーマンスの向上のためにはただの水より優れている

と言う研究結果などはあまり明確な科学的裏づけはなく
優れているとする研究結果のほとんどは
スポーツドリンクメーカーからの資金提供を受ている為
バイアスがかかっている可能性が高い
と言う説もあるんです。

私も今まではスポーツドリンクをお薄めたものをすすめしてましたが・・・

この説の真偽はわかりかねますが、十分にありえることだと思います。

通常は人間の体は水分不足になると体が反応して
のどが渇くように出来ていますので

のどの渇きを感じにくい高齢者や乳幼児など特別な方以外は

のどが渇いたら水分補給をすることで十分に熱中症は防げると思います。

結論としては

熱中症対策にはのどが渇いたらそのつど水分補給をしましょう!

と言うことで
熱中症に気をつけるあまり水分の取りすぎ
特に清涼飲料水の飲みすぎには気をつけましょう!

水分に限らず自分の体の反応、体の声を良く効くことが大切です!

のどの渇きは水分補給ですが体の不調は骨格屋へ!

今日も最後まで読んでいただきありがとうございました。

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