こんにちは
骨格屋の高気圧男もりぞうです

本日は二回前の続きです

おさらいすると

胃のお話で

・胃は単なる消化器官ではなく食料の貯蔵を行うことができる唯一の器官で胃を摘出すると1日に5回以上食事を摂らないといけなくなる

・胃は風船とは違い内圧を上げることなく拡張できる。風船だと栓から手を離すと空気が逆流してしまいますが胃はそんなことはないんですね。だから貯められる

・消化液である塩酸は常に生成されているわけでなく必要に応じてその時だけつくられているので常に塩酸の脅威に脅かされなくて済んでいること

・胃の粘膜には塩酸を中和してくれる作用がある

・胃は消化や撹拌を自動で行って頃合いをみて次の十二指腸に食べ物を送るという気遣いができる

と、胃はとっても良い奴ということでしたがこの精密な機構がばっちり働いていれば良いのですがそれが一生狂わずに働くなんてほぼありません

どんな方にも一度は胸焼けや胃酸が逆流するような感覚を味わったことがあると思います。

胃の上には食道がありますが、残念ながら食道の上皮にはアルカリ性の粘膜は存在しません

ですから胃酸が逆流してくるとひとたまりもありません。
食道の名誉の為に言っておくことがあるとすれば食道の上皮は強靭で摩擦には強いんですね

損傷を受けても自分でそこを修復する能力すら兼ね備えております

だけどやっぱり胃酸に関しては話は別です

胃酸を食道の上皮に垂らしたら自動車のバッテリーの廃液に浸けたように焼けただれてしまいます

これが一般的にいわれている胸焼けの症状を引き起こします

胸焼けも軽度なら耐えられますが、以前やっていたアトムのCMや製薬会社が儲かっているところをみると私たちは胸焼けに弱いのかもしれません

胸焼けを鎮める為に多種多様な胃薬が売られていて、その種類はどんどん増えています

薬は胃酸を中和する薬か分泌を抑制するタイプのどちらかです

前述したように基本的には胃酸は胃の中にいる限りは問題は起こさないですが逆流が起こると、かわいそうなことに食道は焼けてしまうのです

しかし不快感を表すシグナルのレパートリーをもっていないので、胃酸がちょろっと逆流している程度なのか逆噴射しているのかを感じ取ることはできません

一度くらい胸焼けが。。というのはまだしもそれが繰り返し起こりそれが長時間続くようなら話は別です

これが慢性的になると胃食道逆流症(GERD)は深刻な問題になる場合もあります

そんな時はたいてい胃の酸産生能を抑える治療法がとられます。

強い薬(例えばプリロセック[オメプラゾール])を投与すると塩酸生成に必要なポンプの働きを阻害するので酸は全くつくられなくなります

そのかわり酸の恩恵も受けられなくなります

恩恵とは何かというと長期間酸の生成が抑制されると胃上皮細胞の一種から生じる腫瘍(類癌腫と呼ばれている。)ができやすくなってしまうのです

だから医師によっては長期間胃酸の生成を抑えるのには積極的でなく、期間を限定して投与することが多いそうです

その間に食道が治癒して後は再発をしないように願うばかりですが、なかなかそうはいきません。ですから服用期間がどんどん長くなりがちなんです。

度重なる長期間の炎症状態は癌のリスクになるとも言われているので要注意ですね。

一般的に胃酸の逆流は胃と食道の間にある下部食道括約筋(LES)によって防がれています。

下部食道括約筋は開閉ができる可動性のある隔壁でこれが閉じている間は逆立ちしても逆流はせず安全のため胃と食道の交通を断っています。

下部食道括約筋が開くのは飲み込まれた食物を食道から胃に移動させる一瞬だけでその際に胃酸が逆流しないのは食物を胃に運ぶ食道筋の運動に連携して括約筋が開くからです。

食道の筋肉が収縮すると食道内圧が胃内圧より大きくなり、逆流が起こりにくくなります。

しかし、食べ過ぎるとげっぷがでますが、その時一過性に下部食道括約筋が弛緩して胃に溜まったガスを出すのですがその際に一緒に胃酸まで逆流させてしまうと胃食道逆流症になる場合があります。

そしてこのげっぷが一番多い原因だそうです。

まさに暴飲暴食をするとげっぷが出やすくなり逆流しやすくなってしまいます。

また、高脂肪食もその原因となるのですがなぜかというと、高脂肪食を摂取しすぎると十二指腸や空腸から分泌されるコレシストキニンという分泌物が下部食道括約筋に作用して一過性の弛緩をさせてしまうからです。

緩むとやっぱり逆流しやすくなります。
またよく噛まずに早食いすると空気も一緒に飲むことになるのでゲップが出やすくなるのも要注意ですね。

胃の働きが低下していつまでも食物が胃にとどまっていても起きやすくなります。

まずは良く噛み、食べ過ぎず、高脂肪食を摂り過ぎない。。。

古き良き日本の食事をすれば間違いなさそうです。
食事が欧米化して食べ過ぎるという現代における食のモラルの低下が生むまさに現代病の1つといえそうです。

自分自身にも刺さることばですね。

尊敬する先生がよくおっしゃっている

『癌』はやまいだれに口3つ。山ほど食べると癌になる。

という言葉をふと思い出しました

節制しないとと思った次第でございます
頑張ります。。。

次回もまた内臓について書こうともっています。
本日も最後まで骨格屋のブログを読んで頂きありがとうございました

もりぞうでした(・◇・)ゞ。
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