尿路結石からの腰痛。予防のために〇〇をアルカリ性に!

こんにちは、山田です(* ̄∇ ̄*)

ごくたまにですが、腰が痛いと来院してきて、質問や検査をすると尿路結石が原因だったりすることがあります。
高尿酸血症の方やすでに痛風をお持ちの方は、尿路結石の予防のために〇〇をアルカリ性に保ちましょう。

問題です。タイトルの〇〇に入る言葉は何でしょうか?

1、皮膚
2、血液
3、頭皮
4、尿

答えは、4番の「尿」です.。゚+.(・∀・)゚+.゚

巷でよく聞くのが、「アルカリ性食品をとって血液をアルカリ性にしましょう」というものかと思いますが、実際には血液というのは、身体の恒常機能のうちの血液の緩衝作用により※pH(ピーエイチ又はペーハー)は7.4の弱アルカリ性に保たれています。

※酸性・アルカリ性を表すには、一般にpH(ピーエイチまたはペーハー)という単位が使われます。
pHは0~14まであり、7が中性、7より小さいときは酸性、7より大きいときはアルカリ性です。
pHはpH計やリトマス紙で調べることができます。

意味のない酸性食品・アルカリ食品の区別

食品の酸性・アルカリ性は、食品そのものではなく食品に含まれるミネラルが酸性かアルカリ性かを判断する。測定は、食品を燃やした灰を水中に入れて溶出成分を含む水溶液を調製し、その水溶液のpHを計測する
この分類では、米や肉、魚などは酸性食品で、野菜、果物、海草、大豆などはアルカリ食品ということになります。

しかし、この理論は今から百年ほど前の、ミネラルやビタミンの働きもわからなかった時代に生まれたもので、今日の栄養学や医学の見解では、人の健康にとって特に意味があるわけでなく種々の食品を酸性やアルカリ性に区別することも意味のないこととされています。

食べ物で血液がよりアルカリ性に傾くことはない

正常な人の血液は、pH7.4±0.05の弱アルカリ性です。
運動をすると筋肉に酸ができるので、一時的に血液は酸性に傾きますが、すぐもとに戻ります。
人の体には、常に同じ状態に保とうという機能があり、血液を弱アルカリ性に保つために、血液成分、呼吸、腎臓などが巧みに働いています。

極端な酸性食品ばかり、アルカリ食品ばかりを10日間摂った実験の結果でも、その血液のpHはほぼ正常範囲内でした。

血液が正常状態よりアルカリ性に傾くのはむしろ病気

それでも、血液が正常よりアルカリ性に傾くと健康になるのでしょうか。
答えはノーです。このような状態はアルカロージスとよばれ、動悸、息切れ、吐き気、手足のしびれがおこってきます。
血液のpHが6.8~7.6の範囲を出ると生存すら不可能といわれています。

「アルカリ性だから体によい」などとうたっているメーカーがあるとすれば、まずいいかげんなものと疑ってかかるのが賢明でしょう。

特定の食品だけに頼るのでなく、いろいろな食品をバランスよく食べるのが、健康な食生活の基本といえるでしょう。
~~京都府のHPより一部抜粋させていただきました~~

ということで、アルカリ性の食品を多く食べても、酸性の食品を多く食べても、血液はpH7.4の弱アルカリ性を保ちます。

しかし尿は、酸性の食品をたくさん食べると、酸性になります(((( ;゚д゚)))

尿のpHは通常、身体の状態や食べ物に応じてpH4.5~8.0の範囲で変動します。(平均でpH6)
尿酸は、酸性の液体にはとけにくく、アルカリ性の液にはとけやすいという性質があります。
高尿酸血症になると尿の酸性が強くなるので、腎臓でろ過した尿酸が尿にとけにくくなって結晶が足にたまると痛風発作が起こり、腎臓にたまると尿酸結石が起こり易くなります。
したがって、予防の為には、尿をなるべくアルカリ性にしておくことが必要です。
一般には、ph6.5以下になると尿酸が結晶化を始めるといわれていますので、高尿酸血症の方は尿をPH6.5~7.0くらいに保つことが必要です。

アルカリ性がいいからといって、あまりアルカリ性に傾きすぎても、今度はカルシウムが溶けにくくなり結石ができ易くなるので注意です!

しかし酸性にはしたくない!
そのためにアルカリ性食品をとる事が大事になってきます♪
(実際には食品そのものではなく食品に含まれるミネラルが酸性かアルカリ性なのですが)

尿のpHをはかるには、pH試験紙というのが市販されていますので、自分自身の健康チェックの指標として使ってみてはいかがでしょうか(^_^)

代表的なアルカリ性の食べ物

葉物野菜全般、キャベツ、トマト、きゅうり、かぼちゃ、人参、大根、長ネギ、セロリ、ジャガイモ、ナス、白豆、バナナ、いちご、オレンジ、自家製のフレッシュな野菜ジュース、小麦胚芽、ハーブ(ハーブティー含む)、など

代表的な酸性の食べ物

アルコール、チーズ、ヨーグルトなどの乳製品、肉、ソーセージ、魚肉などの動物性たんぱく質、コーヒー、紅茶、コーラ、ファーストフード、白砂糖、白砂糖を使用したお菓子類、人工甘味料、小麦粉、小麦粉を使用した食品など。

以上を参考にしてみて下さい(⌒-⌒)

今日も最後までお読みいただきありがとうございました.。゚+.(・∀・)゚+.゚

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