なぜ足がむくんでしまうの?原因と予防、解消のポイント

こんにちは、山田です

最近は、慢性的な肩こりや腰痛から適切なケアをしてこなかったことから、手のしびれ、下肢のしびれなどかなり悪化してから来院される方が増えてきました

カイロプラクティックの特別な検査法では、身体の反応をみて、神経系や筋、関節の機能不全(働きが弱くなっている箇所)が解るので、痛みやしびれなどが発症する前の予防的ケアは、カイロプラクティックが最も得意とするところだと私は考えています

ひどくなってからですと、良くなるのに時間が掛ることが多いので、お身体のケアはお早めに

さて、長時間立っていたり、座りっぱなしだと足がむくんでしまうことってありませんか?
特に女性は足がむくんでブーツのファスナーがしまらなかったり、ソックスの痕が足首についたりという経験があるのではないでしょうか。

では、なぜ足がむくんでしまうのでしょうか。
立ったままや座ったままですと、下肢の筋肉を使わなくなるために筋肉の力で静脈血を心臓に押し戻すことができなくなります。そうすると毛細血管に大きな圧力がかかって液(間質液)が漏れてしまうのです。

これをリンパ管が回収するわけですが、このリンパ管も静脈と同じようなしくみをしています。リンパ管は平べったい形をしており、内壁には弁がついています。
身体を動かすと、筋肉の動きによってリンパ管が押されたり、広がったりしてリンパ液が流れて行きます。
そのため身体を動かさないでいるとリンパ液も静脈血と共に流れが滞ってしまいます。

こうして戻れなくなった液がたまり、むくんでしまうのです。

しかし、足を動かしたり、歩いたりするとリンパ液が血管のなかにどんどん吸収されていくので、むくみは解消されていきます。

最後に簡単に・・・
リンパ系の機能は次の3つに要約されます。
①体内の組織中に存在する過剰の間質液を吸収する。
②体外から間質液に侵入した異物を取り除く。
③間質液にある過剰のたんぱく質を取りこんで循環血液に戻すことによって、間質液の膠質浸透圧を調整する。

足のむくみ予防、解消のポイントは「足首を良く使う」です

今日も最後までお読みいただきありがとうございました

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臨床上よく見られる、神経系機能障害のメカニズムその1

こんにちは、山田です

今回は、臨床上よく見られる、比較的軽度な神経系機能障害のメカニズムについて紹介したいと思います。
いわゆる、しびれや鋭い痛み(神経の障害)は、身体の中でどうなっているのかを解説していきます。

神経組織は、物理的外力(摩擦、圧迫、張力)によって直接的に影響を受けますが、必ずしも直接的かつ大きな外力が影響をしているわけではないようです。

20mmHg 【ミリメートルエイチジー】(水銀柱ミリメートル)程度の比較的軽度の圧力増加によっても正常な血流を保つ圧勾配が障害され、神経への栄養補給が低下します。
したがって、通常の運動、姿勢、反復的筋収縮により、神経の栄養が障害される可能性がある訳です。

外部からの圧迫の増加により、神経線維からの静脈の流れが障害されると循環障害により酸素欠乏状態や浮腫が生じ、さらに圧迫が増加する、その結果、神経束内線維化が生じることにより一層圧迫が増加し、低栄養低酸素状態が増悪します。

結果、栄養障害がおこり、さらに軸索輸送メカニズムが影響を受けると神経伝達物質を十分生産することが出来ず、神経の伝達機能に問題を起こすのです。

これらの、神経障害の結果、疼痛、知覚異常症、無感覚症、筋力低下、反射低下、自律神経系徴候が生じることになります。

症状の種類
神経系機能障害の主な症状は痛みですが、その他に、脱力感、麻痺、異常感覚、感覚脱失を訴えることがあります。
「焼けるような痛み」の訴えは神経性の痛みの特徴的な表現ですが、その他「はっきりしない痛み」「深部の痛み」「重いような痛み」「ズキズキするような痛み」「鋭い痛み」など、様々な表現が見られます。

神経症状が出ている方で、足部、中足趾間関節部、指間のような部位が「むくんでいる」と訴えることがありますが、訴えのみで明確な浮腫が見られない場合が多いです。
むくみの感じは、神経系の異常によって、もたらされている可能性が高いと思います。

異常感覚および感覚脱失は、痛みを伴う場合と痛みを伴わない場合があります。
脱力感は、遠心性のインパルスが障害されることによる運動麻痺の場合もあるが、痛みのために関節を動かすことが出来ない疼痛抑制による筋力低下の場合もあります。

次回は、神経系機能障害の好発部位を紹介していきます。
今回も最後までお読み頂きありがとうございました。

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体を温める方法。「体を冷やす食べ物」「温める食べ物」

こんにちは、骨格屋の増田です。寒い日が続いていますが、いかがお過ごしですか?

私は最近、布団にプラスティック性の湯たんぽを入れています、朝まで暖かくてオススメですよ。(、ガンガンに沸騰したお湯をいっぱいに入れる、これがコツです。少なく入れると変形する恐れがあります。)

本日は、「体を温める方法です。」冷え性の方、参考にしてみてください。

つい50年前には日本人の体温の平均は何度だか分かりますか?

実は36度8分です。

しかし今は36度8分の方は少なく高い人で36度前半もしくは35度代という人が多いと思います。

皆さんは何度ですか?

ご存知の通り1度体温が下がると免疫力は30%低下すると言われ、がん細胞は35度0分で一番増殖し39度3分で死滅することを考えると今、日本人の死因のダントツ1位を占めているがんの増加は日本人の体温が低下してきた事が原因のひとつとも言えそうです。

体温の低下の原因として、交通機関や便利な家電製品の普及による筋肉運動不足、水分の取りすぎなども考えられますが体を冷やす食べ物の取りすぎや、塩をはじめとする体を温める食物が足りないことが大きな原因にもなっています。

これから体温と言えばこの方「石原結實医師」の「体を冷やす食べ物」「温める食べ物」を参考にしてみたいと思います。

体を冷やす食べ物(陰性食物) 少なめに取るか避ける
×水分が多い…水、緑茶、コーヒー、コーラ、ジュース、牛乳、ビール

×産地が南国…バナナ、パイナップル、みかん、レモン、メロン、トマト、キューリ

×味が酸味…酢、柑橘類
×動物性食品…牛乳、白身の肉

×硬さが軟らかいもの…パン、バター、マヨネーズ

×色は青・白のもの…牛乳、うどん、洋菓子、白砂糖

体を温める食べ物(陽性食品) できるだけ摂る
○水分が少ない…日本酒、赤ワイン、紹興酒

○産地が北方…そば、塩シャケ

○味が塩味…塩、味噌、メンタイコ、チリメンジャコ、佃煮、つけもの

○動物性食品…赤身の肉、卵、チーズ

○硬さが硬いもの…玄米、あずき、あんこ類、黒ごま

○色は赤・黒…そば、和菓子、黒砂糖

いかがでしたか、低体温の方は食べ物から見直してみるのもいいかもしれませんよ。
最後まで読んでいただきありがとうございました。

最後にモダンダンスのお知らせです。
第45回 バレエ・モダンダンス フェスティバルが3月3日(土) 4日(日)に川口リリアで行なわれます。
これは埼玉県の上位入賞者が踊る子供のモダンダンスのフェスティバルです。

入場無料ですが整理券が必要になります。興味のある方は、受付に置いてありますのでご自由に(といっても5枚ですが)どうぞ。ちなみに4日(日)は私(増田)も、見に行きたいと思います。
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リンパって何してるの?  むくみと関係ありそうだけど。。。。?

こんにちはもりりんです

骨格屋ブログをご覧の方は健康意識が高い方やご自身の体のケアに対して興味がある方が多いと思いますが、健康や美容の話で『リンパ』というキーワードを良く耳にしませんか?

リンパ=むくみ?かな。となんとなくなイメージや重要っぽいのはわかるけど。。。と漠然としたものではないでしょうか。
実際、身体にとってどんな働きをしているかご存知ですか?

今日はリンパの働きについて書きたいと思います。

全身には血液が循環しています。ひと言で血液といっても血球成分と血漿(けっしょう)成分に大きく2つ分けられます。
血球成分とは赤血球や白血球などの細胞です。血漿とはそれを取り囲んでいる水分やタンパク質などのそれ以外の成分です。

あまりピンとこないかもしれませんが、血漿の構成成分の約90%は水分でできているので血球成分がお汁粉でいうところの白玉で汁が血漿というイメージで良いと思います。(白玉だと大きすぎますが。。。)

この血漿の一部は、血管の壁を通り、漏れ出て(間質液)、細胞に栄養を与えたり、代謝物を取り込みまた血管に戻っていきます。この漏れ出した血漿の一部が血管に戻るまでの道筋をリンパ系といいます。

このリンパ系の道は最初は細いですがやがて大きな流れとなって全身を循環するのです。

このリンパ系の主な働きは2つにようやく要約されます。

1.体内の組織中に漏れ出した余分な水分を吸収する。

2.体外から間質液に侵入した異物を取り除く。

また、リンパ系にはところどころリンパ節(腺)というソラマメ状の丸いふくらみがついています。

リンパ節は身体のいたるところにあるのですが、良く知られているのは腋窩リンパ節(脇の下)や鼡径リンパ節(足の付け根)ではないでしょうか。

このリンパ節がフィルターの役割をして、老廃物や細菌を取って、全身に細菌が回って、風邪をひいたり、病気にならないようにしているんです。

つまり、無駄な水分の吸収だけでなく、身体をウイルスや細菌から守ってくれる免疫機能としてもとっても重要なところと言えます。(´∀`)

他にも、間質液にある余分なたんぱく質を取り込んで血液に戻したり、小腸内のリンパには消化された脂肪を吸収する働きまで備わっています。

このようにリンパの循環は大切だと分かったと思いますが、このリンパの流れはとても滞りやすいのです。。゜(´Д`)゜。

なぜかというと、リンパの流れの原動力はリンパ管の周りを取り囲んでいる平滑筋(へいかつきん)が縮むことによって循環するのですが、平滑筋とは自分の意識では動かせない不随意筋で1分間に2回~6回程度しか動きません。意識的に動かせる筋肉とは違い、収縮するスピードも遅いんです。

また、動脈と同様に血管内の流れがスムーズなら良いのですが、流れも動脈とは違いほとんどありません。

ここで活躍する原動力が、身体の筋肉の収縮を使うことや、呼吸運動、動脈の拍動などのリンパ管の外の力です。

流れのほとんどないリンパ管の循環を促進してくれるんです。(* ̄∇ ̄*)エヘヘ

筋肉、呼吸、心拍数。このキーワードからするとやはり、ウォーキングやジョギングなどの有酸素運動が効果的と言えると思います。

また、リンパ管の外の力という点では。足や腕の先から心臓に向かってマッサージするのも効果的なようですので帰宅後やお風呂上りにしてみるのもいいと思います。その際は筋肉を揉むというよりも表面をさするような方法の方が効果的です。

ただでさえ、デスクワークが多くて普段運動する機会がない方はこれから風邪の蔓延する季節ですので、リンパの循環を促すため、美容のためだけでなくとも健康のためウォーキングやジョギングなどもしてみてはいかがでしょうか。

今年も残るところあと1カ月元気に乗り切りましょう。

今日も骨格屋ブログを読んでいただきありがとうございました。

もりりんでした。(・◇・)ゞ
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デスクワークしたままできちゃう!最も効果的なむくみ解消法

夕方、仕事が終わる頃、、、

「どうも靴がきついわ。(´-д-;`)」「足が腫れぼったくて疲れた感じがする。ヽ(TдT)ノ」
と、思ったことのある方は多いのではないでしょうか。

どうももりりんです。

そんな時、すねの骨の付近を押して、皮膚がへこんで指を離してもすぐ戻らなければむくんでいる証拠です。

このむくみの正体は『水分』です。

まず最初に、心臓から動脈を通り、血液が体の隅々まで行き渡ります。さらに末端の毛細血管から浸み出る『水分』を通して、細胞に酸素や栄養を届けているんです。

用の済んだ『水分』は血液中にまた回収されて帰り道は静脈を通ってまた心臓に戻っていきリフレッシュされるという仕組みです。

説明が長くなってしまいましたが、この帰り道で滞ってしまった『水分』がむくみの正体です。

本来、静脈自体は流れがほとんどありません。

しかし、足の筋肉が血液の周りで乳搾りをするように伸び縮みすることで、血液が心臓に送り返されるというわけです。

この機能を乳搾りのようなのでミルキングアクションと言います。

ですので、立ち仕事の方やオフィスで一日中座り、動作の少ない事務員の方にむくみが起こりやすいんです。

また、男性よりも女性の方がむくみやすくなります。
理由は男性よりも筋肉量が少ないことや、女性ホルモンでもあるエストロゲンの血管拡張作用も影響しているのではないかと言われています。

愛知県立看護大の平井正文教授(血管外科)は女子大生の足の周囲を朝と夕方に測ってみると平均で足首で2mm土踏まずで4mm周囲が長くなっていたそうです。
中には、足首で9mm土踏まずで14mmも増していた方もいたそうです。。゜(´Д`)゜。

そこで、平井教授は以下のことを学生にしてもらいました。
90分の授業の間に20分間隔で、足首の屈伸を10回繰り返す運動をするか、10分間足を前に伸ばしてつま先を水平状態より10cm高くすることです。

これだけでむくみが半分程度に抑えられたそうです。.。゚+.(・∀・)゚+.゚

意外にもちょっとしたことで効果があるんですね。

また、何が一番効果的なのかという他の実験では、

1.膝の屈伸

2.足枕で足をあげる

3.青竹踏み

を事務員の方に仕事の休憩時間に二分間(一種類のみ)してもらい、何もしなかった場合と、足のむくみを比べてみると3つとも効果はあったのですが、
その中でも

1.膝の屈伸が一番効果が高かったそうです。

ちなみに
膝の屈伸    (-2.4%)
青竹踏み    (-1.0%)
足枕で足を上げる(-0.6%)

だったそうです。それ以外でも帰宅後のふくらはぎのマッサージや入浴時ぬるめの湯に時間をかけて入るのも効果的だそうです。

ちなみに塩もみはあまり効果が無かったそうです。
(イメージとしてはきゅうりに塩をふって水分を抜く感じだと思います。)

むくみが気になる方は是非参考にしてみてください。以前にもむくみについて書かせていただきましたがもうちょっと具体的な方法と結果を紹介させていただきました。

足のむくみは心臓、肝臓、腎臓疾患でも症状として出る場合がありますので心当たりがある方や足が常にむくんでいて変動が全くない方は、内科や循環器系の医療機関での診察を受けてみるのも一つだと思います。

今日も骨格屋のブログを読んでいただきありがとうございました。

もりりんでした。(・◇・)ゞ
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