危険から身体を守るしくみ「屈曲反射」と「伸張反射」

こんにちは山田です(o^∇^o)ノ

つい先日のことですが、自宅の壁に画鋲でかけておいたカレンダーが落ちているのに気が付きましたΣ(・ω・ノ)ノ
私は家族が画鋲を踏まないように(自分もですが)画鋲を探そうと思いました(⌒-⌒)b
そして画鋲を探そうと一歩後ずさったときに事件がおきました(゚∇゚ ;)!?
「あっ(痛い)」と思った瞬間(実際には思う前)に足をひっこめましたが、時すでに遅く画鋲が踵にささっていました( p_q)エ-ン

反射運動

私達は普段基本的に運動制御をするときには意識しての動作(随意運動)をしますが、熱いものに触れたり、今回のように画鋲のように刺さるものに触れると危険だと意識する前に引っ込めるといった無意識の動作をします。
これを反射運動といいます。
反射運動は、脊髄や脳幹等の運動制御経路でパターン化されたもので、大脳からの指令を受けることなく起こる運動です。

屈曲反射と伸張反射

痛みなどの危険から手足を引っ込める(屈曲する)反射を屈曲反射といい、膝の下を検査用のハンマー(打鍵器)で叩くと足があがる反応を伸張反射といいます。
伸張反射は腱反射とも呼ばれています。

伸張反射のメカニズム

伸張反射を代表して膝蓋腱反射を例にすると、、、
1、打鍵器で膝のお皿の下の腱を刺激する(筋肉が急に引き延ばされたと勘違いする)
2、腱が刺激されて筋肉の中の筋紡錘が興奮しそれが神経(1a線維)を伝わって脊髄に送られる。
3、その刺激が脊髄にある前角細胞からアルファ運動ニューロンに興奮が伝わって筋肉が収縮し足があがる(これ以上引き延ばされて筋肉がちぎれないように筋肉が縮む)
※深部腱反射といわれていますが実際には筋紡錘が関与しています(まぎらわしい(≧ヘ≦) ムゥ)
流れ:筋紡錘1a線維→脊髄後根→前角細胞→アルファ運動ニューロン→筋収縮

他の反射運動(ゴルジ腱反射)

他には筋肉が収縮し腱に強い力がかかると「もうそれ以上収縮するな」といわんばかりに力を抜いて筋肉の損傷を防いでいるのがゴルジ腱器官という神経回路です(ゴルジ腱反射)。

ゴルジ腱器官には1b線維という神経線維があり、この繊維と前角細胞の間には抑制性の介在ニューロンというものが挟まっていて、1b線維からの興奮を受け取ると前角細胞への発火頻度(神経への信号刺激)が減り、先ほどの筋肉を収縮させるアルファ運動ニューロンの興奮も抑えられ筋肉はそれ以上収縮しなくなり力が抜けることにより筋肉の損傷を防いでいます。
流れ:ゴルジ腱器官→1b線維→脊髄後根→抑制性介在ニューロン→前角細胞→アルファ運動ニューロン→筋弛緩

このように、私達の身体は無意識で起こる反射運動というもので危険から身を守っているのですオオーw(*゚o゚*)w

今日も最後までお読みいただきありがとうございます.。゚+.(・∀・)゚+.゚

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