ステロイド薬は強力な抗炎症作用がありますが使い方が肝心

こんにちは 東口もりりんです

ステロイドって一度は聞いたことありますか?

例えば、医師から「治療にはステロイド剤が必要ですね。」と言われるとなんだかよくわからないけど不安になる人も多くいると思います。(’A`|||)

それはきっと、副作用の話や一部のスポーツ選手やボディービルダーがステロイドを乱用する話を聞いたことがあるからだと思います。(おそらくですが。。(>_<))

しかし、関節炎などの治療で使用するステロイドとは全く違います。

それでは始めます

ステロイド薬の効果

関節炎の治療で使用されるステロイド薬は強力な抗炎症作用で、腫れやこわばり、痛みを抑えるのにとても効果的です。

また、状況によってはステロイド薬が関節リウマチによる関節のダメージさえ抑えるという研究結果もあるほどです。

このステロイドは実はあなたの体の中でもホルモンとして作られます。(゚∇゚ ;)エッ!?

ステロイドホルモンは腎臓の上に帽子のようにのっている、『副腎(ふくじん)』または、精巣や卵巣から分泌される脂溶性のホルモンです。

ですから人体にとって必要なホルモンでもあります。

また、それ以外のホルモンに比べ、そのホルモンの信号を受け取る受容体がほぼ全身にあるという特徴があります。そのために、広範囲の疾患に有効です。

ステロイド薬のデメリット

しかし、反対にまた副作用も広範囲に起きてきます

他の薬もそうですが、ステロイド薬を長期間服用すると副作用があらわれる可能性が高くなります

●副腎から分泌される糖質コルチコイドの作用で血糖値が上がるために血糖の調節が難しくなり糖尿病になりや すくなります。

●病原体に感染しやすくなる。
(糖質コルチコイドの炎症に関する化学伝達物質の抑制する反面免疫応答も減弱させてしまうからです。)

●骨粗しょう症になりやすくなります。
( ホルモンへの影響:下垂体LH、FSH <総称:性腺刺激ホルモン>低下による性腺機能低下 → エストロゲン、テストステロン分泌抑制(骨基質のタンパク質合成作用の抑制) → 骨吸収亢進→骨の脆弱化

カルシウム代謝への影響:腸管からのCa 吸収低下、腎でのCa 再吸収低下、尿中Ca 排泄促進→血中Ca の低下 → 二次性副甲状腺機能亢進(パラソルモン=骨のカルシウムを血中に遊離させる) → 骨吸収亢進→骨の脆弱化)

他にも胃の壁からの出血が起こる可能性が高くなったりします。

ですので、ステロイド薬での治療には医師の指導が必要です。勝手に薬の量を変えてはいけません
またステロイド薬服用中で病気やケガをした場合は服用している旨を医師に伝えてください

医師も長期服用になる場合、症状が落ち着いているときは副作用を抑えるために薬の量を最小限にするようです。

ステロイド薬をやめる場合は、身体でつくられるステロイドの量が減っているため急に止めると、身体の調子がとても悪くなってしまいます。ですから、ステロイドをやめる際には徐々に薬の量を減らしていき、副腎がそれに対応できるようにしてあげましょう。

やはり、ステロイドにかかわらず薬はどんな薬も効果と副作用があり、メリットとデメリットがあります。
先ほど記載させていただいたように、身体の広範囲に影響を及ぼす為、より慎重な用法、用量を選ぶ必要があるんですね

でも一番良いのは薬を飲まずに健康的に過ごせることですよね(´∀`)
みなさんの元気をいつも応援しています

本日も骨格屋のブログを最後まで読んでいただきありがとうございました。もりりんでした(・◇・)ゞ
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