2.5リットルの水を飲みましょう説。はどこから来たのか?

みなさんこんにちは骨格屋の増田です。気が付けば12月

今年を振り返るという意味で今年の漢字一文字というのもありますが、今年は何の一文字になるのでしょうか

PCで今年の漢字予想で調べてみました。
・東進ハイスクールの林先生の「今でしょ」の「」か。

・台風の「」か。

・東北楽天優勝、東京五輪決定の「」 か
そして半沢直樹の「倍がえし」の「」 か

どれもありそうですね。

そして骨格屋の「」か・・・  あっ、これは無いですかね。

ということで?いつも骨格屋のブログをご覧いただきありがとうございます。

一体、水はどれくらい飲んだほうがいいのでしょうか?
ある専門家は「いっぱい飲んだほうが良い説」、ある専門家は「あまり飲まないほうが良い説」。「2.5リットル飲んだほうが良い説」といろいろありますが本当はどうでしょか?

今回は正しいか正しくないかは別として「1日 2・5リットルの水を飲みましょう」説は、どこから来たのかを考えてみたいと思います。

一体誰が始めに「1日 2・5リットルの水を飲みましょう」を言い出したのでしょうか?

最初の記録があるのは1945年、アメリカ研究評議会の食品栄養委員会が発表した「成人は1日に2.5リットルの水を摂取すべきである。ただし1日の食事の中に必要な水分の大半は含まれている。」という記述です。

後半部分を省けば「1日に2.5リットルの水を飲みなさい。」と言うようにもとれなくもありません。

それから数年後フレデリック・ステア博士という栄養学者が「1日に2・5リットル(8杯の水)を飲むべきだ」と提唱しています。

しかしこのステア博士も2・5リットルは(8杯の水は)コーヒーや紅茶、牛乳あるいはビールで摂取してもかまわないと述べています。

加えてステア博士は果物や野菜にも水分は豊富に含まれているという指摘もしていました。

これらから分かるのは何も入っていないただの水を2・5リットル飲まなければいけないとは言ってはいないようです。

勿論、水をすすんで飲むことは悪いことではありませんが、2.5リットル飲むべきだという科学的根拠はありませんでした。

そしてこの水の問題を取り上げた医師、ハインツ・ヴァルティン博士は関連する多量の電子データーベースを検証する一方体内の水分バランスを専門に研究する栄養学者や同僚の医者の意見を聞いて回りましたが2・5リットル飲む必要があると示唆する科学的根拠は一つも見当たりませんでした。

逆に言えることは、人はごく普通に食べたり飲んだりしていればすでに十分な水分を取っているということ。

アメリカの農務省がアメリカ50州の住民15000人を対象にどれだけの食べ物や飲み物を摂取しているのかを3年以上にわたり調査したところアメリカの平均的な国民は1日で2188ミリリットルの水分を摂取していることが明らかになっています。

これはあくまでもアメリカの調査で食事も日本とは違いますので一概には言えませんが一般的な食事である程度水分を取っているので、さらに2・5リットルの水を飲む必要は無いようです。

最後まで読んでいただきありがとうございました。
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