温泉のサル

冬の入浴時に多い!?ヒートショック(暖差リスク)の予防法

こんにちは、山田です。

みなさんは「ヒートショック」という言葉を知っていますか?

もともと「ヒートショック」という言葉は建設業界や暖房メーカーで使われているみたいですが、最近は医療業界でも知られるようになってきたみたいです。

私は「ヒートショック」と聞くと、医療業界で使われる「ヒートショックプロテイン(熱ショックたんぱく質)」のことを思い浮かべてしまいます。

ヒートショック(英: Heat shock)とは、医学的には細胞にとって理想的な体温より高い温度下にさらされた場合の生化学的な効果のことである。細胞が熱等のストレス条件下にさらされた際、熱ショックタンパク質(英:Heat Shock Protein、HSP)群の発現が上昇して細胞を保護する。

日本の建設業界や暖房メーカーで使われている用語では、急激な温度変化により身体が受ける影響のことであり、正式な医学用語ではない。比較的暖かいリビングからまだ冷たい浴室、脱衣室、トイレなど、温度差の大きいところへ移動すると、身体が温度変化にさらされて血圧が急変するため、脳卒中や心筋梗塞などを引き起こすおそれがある。そうしたヒートショックの要因となる住環境のリスクを「暖差リスク」と呼び、特に冬は住宅内の温度差が大きくなるため、注意が必要である[1]。
日本の入浴中の急死者数は諸外国に比べて高いとされ、その理由は浴室と脱衣室の温度差であるとされる[2]。
(ウィキペディアより)

今回は医学用語の「ヒートショック」ではなく、建設業界や暖房メーカーの方の「ヒートショック(暖差リスク)」について書いてみたいと思います。

東京都健康長寿医療センターの発表によると、年間で約17000人の方が入浴中に心肺停止状態になっているとのことです。

お風呂場と脱衣所、リビングとの温度差による肉体的なショック症状のことは昔から言われていたと思いますが、現象としては既知のことと思います。

最近では建設業界や暖房メーカー、メディアなどではそれを「ヒートショック」と呼んでいるようです。

私も小学生のときの友人をこれで亡くしています(涙)

高齢者に多いヒートショックですが、子供でも条件がそろえば入浴中や脱衣所に出たときに心配停止状態になる可能性があります。

もちろんお年寄りや高血圧の方、糖尿病、メタボリックシンドロームなどの成人病をもっている方、晩酌の後の入浴も注意が必要です。

対策としては、

1.入浴前に脱衣所を暖かくしておく。

冬はリビングや自分の部屋はエアコンなどで暖かくても脱衣所やトイレは寒いところが多いと思います。他の部屋と脱衣所との温度差をなくすために、脱衣所に暖房器具を置くなどの対策をしましょう。

2.浴室をあらかじめ暖めておく。

服を脱ぐ前にシャワーを出しておいたり浴槽のふたを開けたりしておくと、脱衣所と浴室との温度差が少なくなります。

3.湯船に一気に入らない。
心臓に負担がかかります。入る前に、手や足といった末端の部分からかけ湯をして、心臓への負担を減らしましょう。

4.いきなりざぶんと肩までつからずに、足からゆっくりと入りましょう。

5.あまり熱いお湯にはつからない。

血圧が急上昇しますので、ぬるめのお湯でじんわり体を温めましょう。汗ばむくらいで充分です。

6.湯船から出るときも入るときと同じようにゆっくりと立ち上がりましょう。

7.晩酌後の入浴は避ける。

心臓に負担がかかるのはもちろんのこと、お酒を飲んだ直後はさらに酔いがまわり転倒などの危険度も増しますので、晩酌後はシャワーくらいにしておきましょう。

8.入浴の前後にはコップ1杯程度の水分を補給する。

入浴時は汗をかきますし脱水状態で入浴すると体に負担をかけます。

もう一つ最後に、今誰がお風呂を使っているかとか、家族の間で把握しておく、いつもカラスの行水の人がいつもより入浴時間が長いとか洗う音が聞こえないなどがあれば声をかける習慣を。

もし万が一のときの早期発見につながります。

今日も最後までお読みいただきありがとうございます。

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