金環日食観察時の注意!太陽光で網膜が損傷「日食網膜症」

こんにちは、骨格屋の山田です

来週の5月21日(月)の朝、日本全域で見られる日食が起こります。なかでも、九州地方南部から関東地方付近にかけての範囲で、太陽の中央部分が月に隠されて太陽がリング状に見える「金環日食」が見られるそうです

楽しみにしている方も多いと思いますが、不適切な観察方法により、太陽光で網膜が傷つけられる「日食網膜症」になる恐れがあるとの警告が日本眼科学会から発表されました。
学校の登校時間に重なるので、特に子どもの危険性が高いということです。

日食の始まりは午前6時台、終わりは午前9時前後。太陽がリング状に見える最も注目の時間帯は、午前7時半頃で、朝の通学時間と重なるので、通学途中の道路上などで事前知識をもたずに見上げてしまうと、目を傷めるだけでなく、交通事故にあう可能性も高くなります。

直接太陽を見上げる観察を行う場合は、日食観察のためにつくられた「日食観察グラス」を正しく使用することが重要となります。もっとも危険の少ない観察方法は、ピンホール効果の原理で投影された太陽の形を見る方法だそうです。

日本眼科学会は「金環日食の最中も含め、どんなに太陽が欠けた状態でも、太陽をそのまま直視してはいけません。太陽の光はひじょうに強く、肉眼で直接見つめると、わずかな時間であっても目を傷めてしまう危険があります」と注意をよびかけている。同学会では「通学途中での観察は避けるよう、日食当日は登校にあたって配慮するなど、安全に観察できる環境を検討してほしい」と述べています。

今回を見逃すと、次回は18年後で北海道付近で見られるとのこと、関東で見られるのは、非常に稀なので、興味のある方はお見逃しなく
天気が良いことを願いましょう

今回は、「病相」について。

病相を示すのに従来から、急性期、亜急性期、慢性期という分類をされていましたが、施術を実施する場合、これだけでは不十分なので、次のように分類することもできます。。

①受傷直後
受傷直後とは、外傷の直後から数分間を言う。ただし、その受傷直後の現場に私達がいることは稀です。しかし、再発することも多々あるので、そのような際にどう対処をしたらよいかをアドバイスしておく必要があると思います。
処置としては、ただちに適切な肢位を保ち、損傷が広がるのを最小限に抑えなければならない。例えば捻挫、打撲、肉離れのような軟部組織の損傷に対する処置としてRICEがあります。
すなわち、Rest(安静)、Ice(氷冷)、Compression(圧迫)、Elevation(挙上)することにより、出来るだけ早く現場で処置をすることで、治癒過程が短縮できます。

②急性期
急性期は、症候や徴候が進行している状態です。自発痛や安静時痛があり、患部が熱く腫脹して、発赤があれば急性期の炎症を示している。基本的にはRICE処置。損傷の程度を正しく把握することが大事です。

③亜急性期
亜急性期の特徴は、症候や徴候の進行が止まることです。この時に注意するべき点は、治癒過程を妨げ、急性期に戻さないようにすることです。この亜急性期では、まだ症候群の特徴を完全に見出そうとして全ての評価をしようとしてはいけない。施術には十分な注意が必要になる。
症候や徴候の進行が止まることで、症状が改善したと感じたとしてもまだ治癒過程であることを忘れてはならない。

④安定期
安定期は症状が固定し、ある程度のストレスに耐えられ損傷が起こりにくい時期である。症状の再現手技を含めたすべての評価が出来る。
筋性防御が最小限になっているので、徒手的療法や運動療法の効果を容易に評価することが出来る。

⑤慢性期
慢性期は、少なくとも発症から3カ月以上経過し、症状が変化しない状態である。この時期には初期の治癒過程は終わっており、対象者はライフスタイルに適応できるようになったのか、上手くいっていないかをはっきり感じている状態。

◆発症後の経過と組織の治癒率◆
軟部組織損傷後の治癒の比率を以下にまとめました。
①2週経過で50%の治癒率
②6週経過で80%の治癒率
③12週経過で100%の治癒率

治癒過程の6か月以降は初期の治癒が終わり、組織の再形成が起こっています。
6か月以上経っても治癒しない場合は慢性化した状態になり、行動様式が変化していることを考慮しなければなりません。

発症後早い段階で、カイロプラクティックを受けていただくと元々持っている自然治癒力が発揮され、治癒過程が促進され、症状が早い段階で落ち着きます。
ただし、慢性化した状態には、あてはまらず、脳の疼痛抑制系がうまく働かなくなるので、局所的な施術では良くならず、より心因性、神経系へ、なおかつ全体的なアプローチも必要になり治癒までに時間が掛ることが多いです。
ですので、慢性化させないためには、特に痛みに関しては早い段階で、軽減させることが重要となります。

今回も、長々とお付き合いいただきありがとうございました。

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