痛みシリーズ2 急性痛と慢性痛のメカニズムについて

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皆さんこんにちは骨格屋の増田です。
先日、独立のため退職された井岡先生のお店(上尾市)に山田先生と森先生と行ってきました。上尾駅東口から徒歩2分の所にあり雰囲気のいいお店ですので上尾、大宮の方は是非行ってみてください。
詳しくはスタッフまでお聞きください。 (写真右から山田先生、井岡先生、増田です。)

それでは本日は痛みについてです。

よく慢性的な肩こりだとか急性腰痛だなとか言いますが急性痛と慢性痛とはどういうことなのかを考えてみたいと思います。

時間でみるとわかりやすいのですが、同じ痛みでも昨日けがした痛みと、5年も前からある痛みでは痛みの意味が大きく異なります。一般的に前者は急性痛、後者は慢性痛と呼ばれますが単に痛みの長い、短いという時間的な要素だけでは急性痛と慢性痛をはっきりと区別することは出来ません。

急性痛の痛みとは痛みが起こってから比較的早期の痛みを差し、慢性痛は3~6ヶ月期間を過ぎても治らない痛みを指します。しかしながら3~6ヶ月経過していなくても、痛みの原因が治ったにも関わらず痛みが続くような場合は慢性痛と呼びます。つまり「どのくらいの期間痛かったか」という情報は急性痛と慢性痛を決める一つの参考にはなってもそれだけでは決めることはできないというわけです。

慢性痛の定義とは「急性疾患の通常の時間経過、あるいは外傷が治るのに必要と思われる期間を一ヶ月以上越えても持続する疼痛」とされ例外的に「痛みの原因が治ったと思われるにも関わらず続く痛み」あるいは「原因そのものが治らず持続している痛み」も含まれます。

通常では痛みが治っても良いだろうと思われる時期を過ぎても痛みが続いているもの、または痛みの原因が治るのが難しいと思われるもの、更に痛みの原因が無いにも関わらず痛いものを慢性痛と呼んでいます。
このように慢性痛と言っても様々な状態を含んでいます。

b>急性痛のメカニズム・画鋲を踏んだときの痛み
けがなどで起る急性痛は組織が、損傷したことに伴う痛みと、組織損傷が修復するときに起こる痛みの両方からなります。
まず画鋲を踏むと細胞や毛細血管が傷つきます。細胞が壊れると、細胞からいろな物質が流出します。(カリウムイオン、水素イオン、アデノ三リン酸)

これらの物質には直接痛みを引き起こす作用があるので、侵害受容器を刺激して痛みを引き起こします。
また毛細血管が傷つくと出血を起こしますが、血液中の物質が皮膚を覆うコラーゲンと反応するとブラジギニンが産出され、痛みが起こります。

一方、損傷後しばらくすると損傷部位の出血を止める為に血小板が集まり、発痛作用のあるセロトニンを放出して痛みを起こさせます。

少しややこしくなりましたが簡単に言うと、急性痛には組織が損傷して時に伴う痛みと組織損傷が修復するときに伴う痛みがあるということです。

慢性痛のメカニズムもう痛みの原因は無いのに!
通常痛みが起こるためには組織が損傷するなどで侵害受容器が興奮するか神経そのものが直接興奮するかのいずれかが必要ですが慢性痛になると痛みの原因が治り、侵害受容器や神経繊維が興奮していないにも関わらず、痛みを起こすことがあります。

一般的に痛みは侵害受容器が興奮することで電気信号を作り出し、それを神経繊維が脊髄まで伝え脊髄でシナプスを介して、脊髄、脳へと情報を伝えています。 

通常、神経の興奮が無ければシナプスで化学的物質を産出ことはありませんが、
大怪我などで神経が長期間興奮すると、シナプスが神経からの刺激が無くても興奮してしまい刺激が伝わることが分かっています。これを長期増強(LTP)と呼んでいます。
逆に神経が繰り返し刺激されて興奮が低下する長期抑制(LPD)もあります。

本日は、急性痛と慢性痛のメカニズムについてでしたが次回は痛みを抑えるメカニズムについてお伝えしたいと思います。

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川口のカイロプラクティック 骨格屋
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