荷物の持ち方‐持上げるときの注意点‐意外とかかる腰への負担

コモディ~、イイダ(イイダ

いきなりローカルネタですみません

最近、向かいにあるコモディイイダ店内で流れているこのフレーズが頭から離れなくなってしまった西口店中北です

なんとも言えないインパクトのあるフレーズなので、仕事帰りに買い物をしていると、どうしても口ずさんでしまいます

もしお買い物に行くことがありましたら、少し耳を傾けてみてください

たぶん、クセになりますよ

前置きはこれぐらいにしておいて、本題の骨格屋ブログですが、今日のお題は「荷物の持ち方」です

骨格屋には、引越しや掃除の時に腰を痛めた方がよく来院されます

その時、多くの方が、

「たいして重い物を持ったわけじゃないのに・・・」

と、言われます。

確かに、100kgくらいの重い物を持ったら腰の筋肉が壊れるのはわかります

でも、日常的に使っているような10kgくらいの軽い物でも腰痛が出てしまうのはなぜなんでしょうか?

その謎は、てこの原理が解明してくれます

てこは、作用点と支点の距離が短く、支点と力点の距離が長い方が小さい力で物を持ち上げられますね

この支点に対する作用点と力点の関係が逆になると、より大きな力でないと物は持ち上がりません

では、目の前にある荷物を持ち上げる時はどうなっているのかというと、

荷物を持つ手・・・作用点
腰椎(腰骨)・・・支点
背筋・・・力点

となっています。

そして、背筋は腰椎のすぐ背中側にあるので、支点と力点の距離が非常に短く、腕の長さがあるため、支点と作用点の距離が長いことになり、背筋は通常よりも大きな力を出さなくてはならなくなります

この力は荷物の約14倍も必要となり、10kgの荷物なら、なんと140kgもの力が必要です

軽い荷物だからといって油断は禁物です

「じゃあ、どうやって持ち上げればいいのさ」(*・ε・*)ムー

床にある物を持ち上げる時のポイントとしては、

1.膝を曲げてしゃがみ、荷物と腰の高さをなるべく同じ高さにする。
2.荷物を腰に近づけるために、曲げた両膝の間にくるようにする。
3.腰を曲げずに、太ももやふくらはぎの筋肉を意識し、立ち上がるようにする。
4.できるだけゆっくり行う。
5.途中で腰を捻ったりせず、持ち上げきってから次の動作を行う。

以上のことを意識してください(・◇・)ゞ

「通勤とか、長い時間持ってなきゃいけないときはどうすればいいのかに?」(-ε-)ブーブー

人間は手が自由に使えるので、自然と体の前面で荷物を持つことが多くなります

しかし、背骨の前には内臓があるので、どうしても持つ場所(作用点)が背骨(支点)から離れてしまいます

外国では、頭の上に荷物をのっけて運ぶ人々もいます

これは筋肉への負担は少ないのですが、代わりに頭や首への圧力が強く、また日本の生活には馴染まないのでお勧めできません

そこでお勧めなのがリュックやナップザックです

1987年のクックとニューマンの研究では、標準的なリュックで荷物を運んだ場合、背筋にかかる負担は荷物が無いときと同じくらいだと報告されています

またこの研究では、片方の手で手荷物を持った場合、反対側の背筋に大きな負担がかかることも報告されています

腰痛は、予防することでリスクを軽減することができます

カイロプラクティックで全身の機能を最大限に発揮できるようにすることもその1つです

みなさんと骨格屋の二人三脚で予防もしていきましょう

以上、今週の骨格屋ブログでした~(。・ω・)ノ゙

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