ダイエット成功への道2 脂肪燃焼を促す食事の仕方。

こんにちは、骨格屋川口東口店の山田です(*・ω・)ノ

今回はダイエット成功への道2 脂肪燃焼を促す食事の仕方

ダイエット成功への道のカテゴリは全部で3つ
1.前回の自分をコントロールする方法(目標を立てる)
2.今回の脂肪燃焼を促す食事の仕方
3.脂肪燃焼トレーニング(効果的な運動方法)

マフェトン理論

書くにあたって、引用した理論は「マフェトン理論」というもので、カイロプラクターでもあるDr.フィリップ・マフェトン氏が研究を重ね、打ち出した臨床的かつ科学的なものです。

参考文献:実践的マフェトン理論(中塚カイロプラクティック研究所発行)、脂肪を燃やすトレーニング(宝島社新書)

このマフェトン理論の目的は健康な体づくりと競技能力の向上を目指していますので、ダイエットだけがメインではありませんが、脂肪を効率よく燃焼できる体質にしていくため、これを実践すれば結果的に適正体重と良いプロポーションも得られます

前置きが長くなってしまいましたが、今回は2の脂肪燃焼を促す食事の仕方、マフェトン理論で推奨している食事方法を紹介します。

・血糖値を安定させるための3大栄養素比率とは。


マフェトン理論では、三大栄養素と呼ばれる炭水化物・脂肪・タンパク質の摂取量のバランスを重視しています。従来の日本人の主食はお米ですから、どうしても炭水化物が多くなる傾向があります
従来の日本食の3大栄養素のバランスは、
炭水化物:脂肪:たんぱく質=75:15:10 なので、
目安として炭水化物を約半分にして脂肪とたんぱく質を2倍にします。

すると理想的な三大栄養素のバランスはこうなります。
炭水化物:脂肪:たんぱく質=40:30:30
このバランスの食事によって血糖値が安定し脂肪の燃焼を促す体質となり、良いプロポーションを維持できます。運動能力も高まり、持久力も高まります。

マフェトン理論では炭水化物の摂取を抑え、脂肪とタンパク質から摂るカロリーの比率を上げることを提唱しています。

・低炭水化物食(※低GI食品)は脂肪を燃焼しやすい体質にしてくれます。


脂肪を燃焼するには、インシュリンの分泌を抑えることが必要です。
低GI食品の他に良質の脂質、野菜などの食物繊維、お酢などを加えるとインシュリンの分泌は抑えられます

・高炭水化物食(※高GI食品)は体脂肪が増加します。


炭水化物は分解され糖質になり血液中に入ります。その値を血糖値と呼びます。その血糖値が高くなると余分な糖分は脂肪として細胞に取り込まれるため肥満の原因となります。
白米や食パン、砂糖の入った食品の食べ過ぎに注意してください

※高GI・低GI食品とは:GI(グリセミックインデックスの略)とは、食品に含まれる糖質の吸収度合いを示すもので、GI値が低いほど糖質の吸収がおだやかです。

・食事・食品を摂るときの注意点


1、砂糖はとらない。
砂糖は、脂肪分の燃焼を妨げ、血糖値を不安定にさせます。
気付かずに砂糖をとっていることもありますので、常に成分表示などを確認するくせをつけましょう

2、精製された穀類は避けよう。
精製される過程で、大事な栄養分が損なわれてしまいます。
白いご飯や食パンなどはGI値が高く血糖値を急上昇させてしまいます。
パンやパスタは全粒粉か胚芽入り、ご飯は玄米や雑穀を混ぜたりすると良いでしょう

3、質の良い脂肪をとろう。
動物性脂肪は少なめに、植物性脂肪を多めにとろう。
おすすめは、植物性脂肪:エキストラヴァージンオリーブオイル、えごま油、大豆油、ごま油、グレープシードオイルです
動物性脂肪:EPAを含有しているイワシ、さんま、マグロ、カツオなどの青魚。
魚が苦手な方は、サプリメントでとると良いでしょう。

4、たんぱく質をバランスよく食べよう。
たんぱく質は、アミノ酸に分解されて私たちの体を構成します。
肉や魚などの動物性たんぱく質と大豆などの豆類に多く含まれる植物性のたんぱく質をバランスよく食べましょう

5、野菜をしっかり食べよう。
野菜にはビタミン・ミネラル・抗酸化物・食物繊維が豊富に含まれています。
野菜に食べ過ぎは無いので野菜を中心に食事をすると良いでしょう。
その際には1種類に偏らず色々な種類を食べてください

~もう少し詳しく知りたい方へ・・・~

高炭水化物食は脂肪の燃焼を阻害する


運動することで脂肪だけを燃焼させようとしても、実際に炭水化物なしでは、脂肪は燃えません。
ただし、炭水化物、特に甘いものを摂り過ぎると、インシュリンというホルモンの働きで、脂肪燃焼が妨げられます。
インシュリンは、細胞が血糖を得られるように、そしてグリコーゲンとして溜め込むように働きます。インシュリンの働きにより、食事で摂取した炭水化物のうち、50%が細胞に送られます。
しかし、細胞が溜め込めるグリコーゲンの量には限りがあり、細胞に運ばれた炭水化物のうち5分の1がグリコーゲンとして、5分の4が脂肪として蓄えられます。
つまり、インシュリンは摂取した炭水化物の40%を脂肪に変えてしまい、貯蔵用にとっておこうとするため、脂肪よりも炭水化物が優先的に燃焼され、脂肪の燃焼は抑制されます。

運動の直後に、炭水化物を多く含む食べ物や、飲み物を摂るとインシュリンが分泌され脂肪は燃えません。
というように、高炭水化物食によりインシュリンレベルが高い状態が続くと、脂肪の燃焼を抑制し、体脂肪が増加します。
このような高インシュリン状態でいくら激しい運動をしても、発汗による体重低下はあっても、決して脂肪は燃焼しません。

インシュリンが大量に分泌されると、肝臓に蓄えられているグリコーゲンをグルコースに変えて血中へ放出する仕組みが制限されます。

おまけ:

低GI食品の表が骨格屋にありますので、ご希望の方はスタッフまでお気軽に声をかけてください

来月もお楽しみに

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