「雨が降る前は腰が痛む」は本当か?それとも気のせい?

人間はダイヤモンドの原石のように磨けば必ず光り輝く本質を持っています。これに気づいて一生懸命に磨けば、限りない可能性が花開くのです。     松下幸之助

みなさん、こんにちは骨格屋の増田です。この文章は、「親として大切なこと」という子育ての本の中に書いてあった文章ですが、「あっ!!これは患者さんの身体にも同じことが言えるかもしれない」と思いましたので、書かせていただきました。

さて今回は「雨が降る前は腰が痛む」は本当?について調べました。

「雨が降る前に腰が痛むのよ」「台風の前に調子が悪くなるだよなぁ」
こんな話を聞いたことある方いませんか?

患者さんの中でもこういう話をされる方もいらっしゃいますし、みなさんも聞いたことはあると思います。

もちろん、天候が腰痛の主な原因とは言えませんが、悪化させる要因と言えるかもしれません。

実際は本当はどうなのでしょうか

「低気圧が交感神経に影響し交感神経由来の痛みが起こるため」という説がありまして

これを裏付ける※1実験も、わが国、日本で行われています。

この実験の結果、気圧を下げると血圧と心拍数が上昇しアドレナリンが多量に分泌されることがわかりました。

このアドレナリンが分泌されることによって血管が収縮し、すると体内では組織の貧血や酸欠となって痛みが増強されるので天気と痛みは関係があると結論づけています。

しかし、この結果を自然界の複雑で短期間に変動する気圧と人間の反応に、そのまま当てはめて良いのかはまだ検討の余地がありそうです。

また関節リウマチと天候についての海外の報告では、「若年性関節リウマチ患者では寒波のような気候の変化が関節痛に影響する可能性がある」というものや「天候に関しては個人的なものである」といった反対の報告もあります。

この調査で腰痛研究の第一人者である福島県立医科大学の菊地臣一理事長は「その人の思い込み」が大きく影響しているのではないか」と指摘しています。

このように、天候は腰痛に影響する、しないという二つの報告があり結論が出ていませんので、今の段階では、どちらの説を信じるかは、すべてはUP TO YOU!(あなた次第です。)

次回は恋をする前は胸が痛むは本当?をと思いましたが、資料がないので無しにします。

※1気象の変化を気圧の変化と捉え気圧の調節出来る実験施設で慢性的に痛みを感じるラット(人為的にリウマチを起こさせたラットと坐骨神経を損傷させたラット)の反応を調べたというのもで交感神経系の活動を見るためラットの心拍数をモニターしながら気圧を変動させた実験。
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