椎間板ヘルニアの実態1‐大きな誤解レントゲン写真に写らない

こんにちは西口店中北です

みなさん、お花見は行かれましたか?
川口駅前の西口公園の桜がすごくきれいなので、ぜひ見てみてください

それでは、さっそく今日のブログです

今日は「椎間板ヘルニア」についてです

骨格屋には、「椎間板ヘルニアと言われたんですが・・・」という方がよくいらっしゃいます

そのような方のお話をよくよくお聴きすると、多くの場合「腰痛で整形外科に行ってレントゲン写真を撮り、その写真を見てお医者さんに『椎間板ヘルニアがありそうですね』と言われました。」と話されます

そして、「ヘルニアがあるからしょうがない・・・」と腰痛を諦めている方までいらっしゃいます

でも、ちょっと待ってください

実はこの中には、大きな誤解があるんです

「えっ何それ」Σ(=゚ω゚=;)

まずは下の写真を見てください

これは、私自身の腰のレントゲン写真です

写真は腰骨を横から見た状況で、右側がお腹側、左側が背中側、上が頭で下が足になります

写真を見ると、白い部分と黒い部分の白黒写真なのがわかりますね

四角い白いものが「腰骨」の部分です

そしてその間に「椎間板」がある筈なのですが・・・

何かはっきりと形のあるものが見えるでしょうか?

「なんとなくボヤッとしたものはあるけど、形はわからないなぁ…」

…ということは………………、

そう椎間板はレントゲン写真では写らないんです

レントゲン写真は、放射線の透過性が低いものがあると、放射線が遮られるので白く写ります

そのため骨は白くはっきりと写りますが、それ以外のものはぼんやりと写ってしまいます

上の写真でぼんやりと白く見えているのは、筋肉などの組織が何層にも重なりあって放射線の透過性を下げているもので、何かの組織単独で写っているわけではありません

だから、「これが椎間板です」とは言えないのです

「じゃあ、病院ではどうやって判断しているの?」Σヾ( ̄0 ̄;ノ

通常、骨と骨の間の間隔を見て、その幅で判断しています

幅が短ければ、椎間板が押しつぶされていたり、変形しているかもしれないので、ヘルニアの可能性があると判断されます

しかし、これはあくまで推測なので、本当にそうなのかはわかりません

もしかしたら、ただ椎間板が圧縮されているだけで飛び出てはいないのかもしれないし、生まれもって椎間板の厚みが狭いだけかもしれません

「じゃあ、ヘルニアがあるかどうかはどうすればわかるの?」Σ(´д`;)

MRIでは、椎間板がはっきりと写し出されます

きっと、ヘルニアの疑いが強い場合は、お医者さんがMRIを勧めると思います

ようするに『椎間板ヘルニアがありそうですね』という言葉はそのまんまの意味で、「椎間板ヘルニアがあるかもしれませんね」という推測に過ぎないということなんです

ですので、ヘルニアという言葉を聞いてもあきらめないでください

何度も書きますが、レントゲン写真を撮っただけでは、本当にヘルニアがあるかどうかはわからないんです

じゃあ、MRIを撮ってヘルニアがあったら、もう手術で取るしかないの?(/TДT)/

いえいえ、まだヘルニアが腰痛の原因と決まったわけではありません

なぜか

その理由は………、また来週

椎間板ヘルニアの実態2 に続きます

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